価値観が多様化し、正解の見えない時代だからこそ、自分の本心と向き合い、理想をデザインする力が今求められています。そんな中、コーチと共に理想を育み実現していくコーチングサービスZaPASSでは「#私のコーチ」という企画をお送りしています。

第10弾は、人事研修の提供やコーチング原理を利用した目標達成コミュニティサービスを運営する、(株)D-Activation 代表取締役社長の玉川大樹さん。ZaPASSのコーチ・宮本さんとの出会いを通して、“とある思い込み”に気づきます。それ以降、人間関係を前向きに捉えられるようになり、新サービスを開発するなど、仕事が軌道にのっていったそう。その変化のプロセスには一体何があったのでしょうか——。

自分の「弱み」を話せる時間を求め、コーチングへ

普段は、(株)D-Activation という会社を経営し、人の人生に関わる事業を運営しています。そんな僕がコーチングを受け始めたのは、2019年5月のこと。思えば当時、会社の仲間が増えた中、経営がうまくいっていないタイミングでした。

個人事業主だった頃は、ストレス無く順調だったのに、法人にして仲間を増やしてからは悶々と悩む日々。元々マネジメントへの苦手意識があったことに加えて、仲間は昔からの大親友。赤字計上が続く状況下でも、言いたいことを言い切れない状況でした。プライベートな事情も相まって心がきゅーっと小さくなって。気づけば日々ネガティブな反応をする、らしくない自分が続いていました。

僕は昔から自己開示することが苦手で、精神的にギリギリな状態を誰にも打ち明けることができずにいました。会社経営をしていますから、できれば利害関係のない人に、自分の弱みをさらけ出せるような時間を取りたい——そう思い始めたのがZaPASSのコーチングだったのです。

「人から嫌われている」という思い込みからの解放

宮本さんとの初めてのコーチングでは、現状況から変わるための目標立てをしたことを覚えています。イライラしない、ネガティブな解釈をしない。明るくおもしろい毎日を過ごす。そんな小さな目標を掲げ、以降1日の終わりには内省して、slackで宮本さんに送信。毎日やり取りを重ねたからか、深い話を宮本さんに打ち明けるまでに時間はかかりませんでした。

転機は、急に訪れました。宮本さんに、SNSで自分のことを発信するのが、なんだかすごく嫌であると相談した時のこと。会社のサービスを考えると、SNS発信を増やした方が良いと頭では分かっているものの、気が進まない状況だったんです。

宮本さんは一言、「なにがそうさせてるんだろうね」と僕に問いかけました。理由を紐解いていくと、自分の中から湧いてきたのは「みんな僕のことが嫌いなんじゃないか」という声。まさか、と思いました。

僕は、高校時代に全く友達がいない時期があって、その経験から「自分は人から嫌われている」という思い込みを持っていたんです。大人になった今の自分には、家族もいるし、仲間もいる。けれども、その当時の心の傷が残っていたんだと思います。

頭では、発信することが好きじゃないと捉えていたけど、潜在的にあるのは嫌われている僕なんかが発信する必要ない——という思い込み。それに気づいた瞬間はハッとしましたね。同時に、あらゆる人間関係にネガティブな解釈をしてしまう自分自身のことが、理解できたんです。

「事実と解釈を分ける」。その先に訪れた大きな変化

その日のコーチングを終えた後、「事実と解釈を分ける訓練」を始めることにしました。起こった出来事を「事実」と「解釈」に分けて、ノートに書くんです。例えば、話している相手が頷かなかっただけで、嫌われているとネガティブに解釈とします。しかし、“頷かない”という事実と、“だから嫌われている”という解釈は全く別物です。

整理することで事実と解釈の見分けがつくようになりますし、「自分だったらどうだろう?」と考えると、好き嫌いで頷くか否かを決めていないことに気がつきます。じゃあ、そこに凹むのは時間の無駄だ、と冷静に思えるようになるんです。周りで起こるどんな事も、自分を嫌っているから起きた訳ではない——と。

事実と解釈を分ける訓練を、コーチングやノートを通して半年ほど続けた結果、僕はめちゃくちゃ生きやすくなりました。そもそもみんな僕のこと嫌いじゃないし、嫌われてもいいや、全員に好かれる必要なんてないんだ、とすら思えるようになったんです。これは本当に大きな変化でした。

その後は、自分のこの体験を世の中にシェアして、同じように苦しんでいる人の救いになりたいと思い、『RE-CLASS』というコーチング原理を利用した新サービスを立ち上げました。参加者は毎週オンライン上に集まって、内省や仲間と話して決めた行動を、実行して振り返る。そんな一連のプロセスを支援するコミュニティ型サービスです。

コミュニティに所属した僕のとある友人は、短期間で劇的に変わったんです。当初、仕事がうまくいかなくて「自分が自分じゃないみたい」という声を漏らしていた彼は、内省し、自分との小さな約束を守り続けるなかで、前向きに仕事に臨めるようになりました。自己肯定感が高まって、心に余裕ができたみたいで。

応援し合う仲間たちが豊かになっていくことが、法人化する前から僕のずっとやりたかったこと。今はコーチングを通して、自分が生きやすくなっただけでなく、周囲の人たちに変化のきっかけを提供できていることが、心から嬉しいですね。

人生の分岐点になった、可能性を信じてくれるコーチ

僕の今があるのは、「思い込み」に気づかせてくれた、宮本さんの絶妙な問いかけがあったから。例えば、「なにがそうさせてるんだろうね」という言葉は、僕自身に原因を探すのではなく、僕とは別である「そうさせているなにか」を考えさせてくれました。もし仮に「なんでですか」と問われていたら、自分を非難されるような気持ちになっていたかもしれません。

宮本さんは、問いかけをした後は、僕から言葉が出てくるのをよく待ってくれます。そして、本当に心から溢れたものだけを「ここだ」という時に伝えてくれる。気持ちよく話せる勘所を、本当にうまく刺激してくれるコーチです。

そんな宮本さんと出会って、人生がガラッと変わりました。コーチングがなかったら、会社もうまくいかず、あのまま生き辛い人生を送っていたはず。僕の人生を物語にするとしたら、間違いなく宮本さんは、超重要人物として登場する、“人生の分岐点になってくれた存在”です。

そんな自分の体験から生まれた、『RE-CLASS』も、人の生活や人生を変えることができるものだと、自信を持ってお伝えできます。宮本さんにして頂いた体験を、自分なりのオリジナリティを加えながら、より多くの人に届けていくのが今後の僕のミッション。宮本さん、これからも伴走を、どうぞよろしくお願いします!

※宮本コーチのインタビュー記事はこちら
https://zapass.co/being/interview/hiroki-miyamoto/

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[取材構成編集・文] 水玉綾、林将寛  [撮影] 戸谷信博

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ひたむきに生きるビジネスパーソンが打ち明けた、
純粋な願いたちを集めました。

人として、組織として、社会として、
本当はどう在りたいか。

組織と事業の成長、取り巻く環境変化のなかで
ときに矛盾や葛藤、経済合理性にもがきながら
彼らがBeing-在り方-を磨いてきた過程とは。

ここでしか語られることのない
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さあ、本当の願いからはじめよう。

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