価値観が多様化し、正解の見えない時代だからこそ、自分の本心と向き合い、理想をデザインする力が今求められています。そんな中、コーチと共に理想を育み実現していくコーチングサービスZaPASSでは「#私のコーチ」という企画をお送りしています。

第12弾は、「その会社らしさ」を育むための人事支援を提供する(株)はたらくルール代表取締役の千葉直子さん。ZaPASSのコーチ・垂水さんとの出会い、“とある悩み”が独自性であることに気づき、紆余曲折を経て法人を設立。千葉さんの変化のプロセスには、“独自の強みに気づいていくヒント”がありました——。

先を見据えて取り組んだ、“自分自身の棚卸し”

私がコーチングを受け始めたのは2019年9月、フリーランスとして仕事を始めて2年が経過した頃でした。出産前は120%仕事に注いでいましたが、出産後は仕事一色ではない人生も味わおうと考え、家族との時間に重きを置くようになりました。そんな中、ちょうど子どもが1歳になり、子育てをしながら働くペースが掴めてきたので、生活と仕事のここちのいいバランスを模索しようと考えていたんです。

ここから5年や10年先、今のようにフリーランスとして働いていくのか、法人化するのか。自分の強みやカラーはどこにあるのか。まずは、仕事の割合を増やす前に、客観的に見てどこに力を入れるべきか、考えたいと思いました。そこで、いくつかのコーチングサービスを試す中で出会ったのが、ZaPASSの垂水コーチだったんです。

自分にはないものを目指さなくていい——

垂水コーチは、ITや人事系のビジネス経験が豊富な方でした。私の人事の仕事に関して、事前に説明をしなくてもいい安心感と、話を無理に導こうとしない絶妙な“間合い”。初回のコーチングでは、ただならぬ雰囲気を感じたことを覚えています。自分で内省するだけではたどり着かない、深い気づきと出会えそうだ——と感じましたね。

コーチングでは、フリーランスとして受けている事業を法人化するか否かの相談をしました。法人化を考えた際に、何か拭いきれないもやもやが残っていて、決断できずにいたんです。不安に感じたことを言語化しながら、垂水さんと一緒に現状を整理していきました。

私は、“会社を立ち上げるのは、自分の意見をまっすぐに主張するカリスマ的な要素を持った人が向いている”というイメージを持っていました。一方の私は、カリスマ的に「右へ!」と言い切るタイプではありません。むしろ、右か左のどちらかを決めず、両方を大事にしながらバランスのいい状態を探していくタイプ。そんな私がわざわざ法人化してまでやるべきことはあるのだろうか...と、心の深いところで不安があったんです。

それに対して垂水さんは「むしろ、それができる人は少ないですよ。これからの時代、千葉さんのように、双方のバランスをとって物事を進めていける人こそ必要だと思います」と言ってくれて。思えば、これまでの仕事でも矛盾と向き合いながら、良い落としどころを見つける役割がたくさんありました。企業側と働く個人、両方の思いを汲んで、双方が幸せになる方法を新たに生み出し、制度に反映する。

バランス点を探すことは、私にとって自然なことでしたが、その役割が世の中的にも必要とされていて、さらに私に合っていると説かれると、妙にしっくりきたんです。矛盾に葛藤するからこそ、新しいものを考えられる。葛藤しながらベストな在り方を探すのが私の特徴であり、スタイル。そう受け入れたとき、もう自分にないものを目指さなくていいんだ、自分のスタイルでやればいいんだ——と、いい意味で諦めがついて楽になりました。

もやもやが晴れた後は、向かいたい方向性がくっきりと見えて。企業と個人、双方の立場に立って、ベストな関係性の在り方を創造すること。兼ねてからやりたかった、プロフェッショナルが集う小さなチームという形でそれを叶える。垂水コーチに相談をしたことで、とても納得して法人化に進むことになりました。

ビジョンが確信に変わり、生まれた変化

準備期間を経て、2019年の12月に(株)はたらくルールを設立しました。「その会社らしさ」を育むための人事支援として、各種プロフェッショナルとチームを組み、サービスを提供しています。

個人に注目が集まる今の時代、企業はどう個人に対峙していくかが問われるし、個人も自分の意思が問われています。しかし、みんなが愛のある状態で居るには、双方と対話をし、矛盾を受けとめ、新たな選択を提示する存在が大切。垂水コーチと出会ったことで、自分のオリジナリティ、その先にあるビジョンが確信レベルに高まったと感じています。

コーチングを始めてから、仕事のパートナーからは「そんなことを考えてたんだ」と言ってもらえることが増えました。コーチングで頭の中を整理するため、周りの人に確信を持って伝えやすくなったんです。だからこそ、人に応援してもらえることも増えたように思います。

また、クライアントとコミュニケーションする際に、ビジョンに立ち返ることで、「ここまでは踏み込むべきだな」という判断や、逆に「この方法は私たちらしくないな」という判断ができるようになりました。例えば、採用活動のご支援をする際に、内定承諾を成果とするのではなく、入社後に活躍いただけるようオンボーディングまでサポートするなど、私たちが実現したい企業と個人の関係性にこだわっています。そのおかげか、ご支援している企業の方々との関係性や成果がより良いものになっていると感じますね。

間合い、気配、雰囲気——他とは違う特別なコーチ

人は、客観的に伝えてもらうことで、初めて気づくことがあったり、あるいは漠然としていた気づきに確信を持つことができるんだと思います。私自身、「矛盾に気づく」というオリジナリティを実感できたのは、人生の中でとても大きなことで、法人化の背中を押してくださった垂水コーチに本当に感謝しています。

昔から私は、物事を決める時には、人に相談をせず、一人で内省をして決断することが多くありました。でも、育児をするようになって、仕事と家事で1日が終わるなか、内省する時間を確保することは難しいものです。それに、独立後は上司がいませんし、一人で内省するだけでは、自分の思考の枠を出づらい。毎月のコーチングで、必ず1時間は立ち止まってコーチが寄り添ってくれるのは、安心で、心強いものです。

私自身いろいろなコーチングサービスを受けてきましたが、垂水さんでなければ今日まで続けていなかったはず。垂水さんは、私にとってコーチであり、メンターであり、組織人事の大先輩でもあります。仕事で何かアイディアを思いついたり、行き詰まった時に真っ先に相談・報告したい、貴重な存在。本当に出会えて良かったです。垂水さんに解放してもらった自分らしさを、もっと社会に還元できるよう歩んでいきたいと思っています。

コーチについて「誰がオススメですか?」と聞かれたら、迷いなく垂水コーチを勧めるでしょう。その魅力は、一言では言いづらいので、まずは会ってみてください。スポーツ試合前の「この人はできるな」と感じるような、間合い、気配、雰囲気。

そして垂水さんは、これまでの豊富な経験を踏まえた上で、今まさに自分のミッションにまっすぐ向かわれています。それゆえの、実践している人だけに滲みでる、説得力のある空気感。一度会えばきっと、この意味が、伝わるはずです。

※垂水コーチのインタビュー記事はこちら
https://zapass.co/being/interview/takayuki-tarumizu-2/

※コーチングのトライアルセッションの申し込みはこちらまで
https://zapass.co/questionary/

※コーチングサービスの詳細はこちら
https://zapass.co/

[取材構成編集・文] 水玉綾、林将寛  [撮影] 戸谷信博

Beingは、
ひたむきに生きるビジネスパーソンが打ち明けた、
純粋な願いたちを集めました。

人として、組織として、社会として、
本当はどう在りたいか。

組織と事業の成長、取り巻く環境変化のなかで
ときに矛盾や葛藤、経済合理性にもがきながら
彼らがBeing-在り方-を磨いてきた過程とは。

ここでしか語られることのない
飾らない言葉たちを分かち合います。

さあ、本当の願いからはじめよう。

メディア「Being」は
ひたむきに生きるビジネスパーソンが打ち明けた、
純粋な願いたちを集めました。

人として、組織として、社会として、
本当はどう在りたいか。

組織と事業の成長、取り巻く環境変化のなかで
ときに矛盾や葛藤、経済合理性にもがきながら
彼らがBeing-在り方-を磨いてきた過程とは。

ここでしか語られることのない
飾らない言葉たちを分かち合います。

さあ、本当の願いからはじめよう。