価値観が多様化し、正解の見えない時代だからこそ、自分の本心と向き合い、理想をデザインする力が今求められています。そんな中、コーチと共に理想を育み実現していくコーチングサービスZaPASSでは「#私のコーチ」という企画をお送りしています。

第15弾は、Webマーケティングの事業を行う(株)ウィルゲートの川口太希さん。ZaPASSのコーチ・荒井さんと出会い、自分の本当の気持ちに気づき、キャリアの方向性が見えていきました。川口さんの変化を後押ししたものとは?

僕がコーチングを受け始めたのは2020年の1月。新卒で入社した会社は、業務内容というより創業社長や専務、役員の人柄に惹かれて入社をしました。彼らの役に立ちたいという思いで、気づけば7年間営業職で働いてきたんです。

そんな僕が、30歳を迎える節目を前に感じたのは、今後のキャリアに対する“漠然とした不安感”。ふと「自分が本当にやりたいことはなんだろう」と考えるようになったんです。人生の中で働く時間は長いからこそ、大切にしたい在り方や考えを仕事で表現していきたい——そう悩んでいたときに出会ったのが、ZaPASSの荒井コーチでした。

いつの間にかフタをしていた感情

初めてのコーチングでは、「キャリアを見直したい」という気持ちを伝えました。幾つかの会話を経たあとに、おもむろに荒井さんはこう言いました。「まずはご自身の感情や願いをそのまま許可することから始めましょう」と。

「さすが鋭い…!」と衝撃を受けたことを覚えています。自分なりに自己肯定感に課題感を持っていたんです。当時の状態は、まっさらな白紙にやりたいことを書き出そうとしても、「これは出来ないんじゃないか…」「ああでもないこうでもない」と思考が邪魔をして書けない状態。

荒井さんが初回のコーチングで、その状態に気付いてくれたことに驚きましたし、この人には安心して相談できる、していきたいと感じたんです。

それから僕は、『感情日報』を書き始めることにしました。まずは自分を認める、肯定するために、気持ちが動いた出来事を日報に綴り、荒井さんに報告するというもの。周りの評価や期待に関係なく、感じていることや欲求を棚卸しをする、初めての試みでした。

しかし、書こうにも一向にペンが進みません。気持ちが動いた瞬間はあるはずなのに、思い出せないし言葉が浮かばない。報告しようとすればするほど、“今日は何もなかった1日だな”と思ってしまって…(苦笑)。

8回目のコーチングの日だったと思います。普段は恥ずかしくて周りには言えないような、赤裸々な話をぽろっと打ち明けたときのこと。荒井さんは「川口さん、最高ですね!」と笑って受けとめてくれて。

今までなら、自分が思ったことを言葉に出す前に、慎重に変換する。ちゃんとやらなくちゃ、ビジネスライクにしなくちゃ、と。

でも、自己開示をした後の荒井さんの反応を前に、「何だ、これでいいんだ。取り繕わず、さらけ出していいんだ」と感じて、すごく楽になったんです。それからは、感情日報を報告するうえで“綺麗に見せなきゃ”という思考は薄れ、スムーズに書ける様になっていったんですよ。

言葉にして気付けた「自分の願い」

その後の変化は、大きなものでした。感情日報を書くことで“本当はこう思ってるんだ”と、自分を認識できる瞬間が増えていって。感情に対する捉え方も変わったんです。

これまでの僕は、イライラといったネガティブな感情は、“良くないものだ”という固定観念を持っていました。だから、ネガティブな感情が出てくると「そう思わないようにしないといけない」とか「気持ちを切り替えなければ...」と感情を押し殺していました。

そんな中、荒井さんは「そこ(感情)に目を向けるといいですよ」と言ってくれて。怒りなどの感情には、何か満たされていないニーズ(欲求)がある。「なんで怒っているんだろう?」「何を得たいと思っていたんだろう?」と目を向けることで、ネガティブな感情の奥にあるニーズ(欲求)を認識できることを教わり、驚きました。

次第に、たとえネガティブであっても、自分の今の状態を「そうなんだ」と、認めてあげられるようになって。だからか以前より、こころに余裕をもって、気張らず、リラックスした状態で過ごせている気がします。

仕事では、会議や1on1の場面で発言できるシーンが増えていきました。発言することで生まれる人からの評価——出来る出来ない、良い悪い——を気にする必要ないな、と思える様になったんです。

また、僕は身近な人を大切にして、共感できるサービスや人に貢献出来ている状態が、一番熱中していると、感情日報を通して気づくことができました。自然とこれからの仕事でチャレンジしたいことも見え、会社に正直に伝えて、副業を始めることに。人生でやりたいことを、仕事で実現していくチャレンジを始められて、今とても嬉しく思っています。

隣に座って、寄り添ってくれるコーチ

自己開示に苦手意識があった、僕のパーソナリティを理解してくれた上で、話しやすい雰囲気を作ってくれた荒井さんに、心から感謝しています。時に、荒井さんの方から自己開示をして、色々と話してくださることがとても有り難く、それに触発されて感情が動くこともありました。

自分一人で内省するだけでは、本当の気持ちには辿り着けなかったはず。問いかけをもらい話していくうちに、考えたこともなかったようなことに気付くんです。僕にとって60分のコーチングは、新しい気付きと変化を繰り返していく時間でした。

荒井さんは、僕が自分の感情、その奥にある願いに気付けるように、常に隣に座ってくれている感覚です。粘り強く問いかけを続けながら、同じ目線で寄り添ってくれる、伴走者のような存在。気の許せる関係性を築けたことを、本当に光栄に思います。

荒井さん、いつも向き合ってくださり、ありがとうございます。これからも変化を見守っていてくれると嬉しいです。

荒井コーチのインタビュー記事はこちら

[取材構成編集・文] 水玉綾、林将寛  [撮影] 戸谷信博

Beingは、
ひたむきに生きるビジネスパーソンが打ち明けた、
純粋な願いたちを集めました。

人として、組織として、社会として、
本当はどう在りたいか。

組織と事業の成長、取り巻く環境変化のなかで
ときに矛盾や葛藤、経済合理性にもがきながら
彼らがBeing-在り方-を磨いてきた過程とは。

ここでしか語られることのない
飾らない言葉たちを分かち合います。

さあ、本当の願いからはじめよう。

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