価値観が多様化し、正解の見えない時代だからこそ、自分の本心と向き合い、理想をデザインする力が今求められています。そんな中、コーチと共に理想を育み、実現していくコーチングサービスZaPASSでは、コーチの関わりによって生まれた変化を告白する「#私のコーチ」という企画をお送りしています。

第11弾は、台湾法人であるSTAR TO ASIA CO.,LTD執行役員の山崎洋志さん。ZaPASSのコーチ・重次さんと出会い、自分の欠点や短所と認識していた部分を肯定的に受け止めたり、心の状態をより良く保つことでストレスが軽減され、人生観が変わり始めている、と言います。コーチの関わりによって山崎さんに起きた変化とは一体——。

「ストレングスファインダー」を活用したコーチング

僕がZaPASSのコーチングを受け始めたのは、2020年8月です。実は、ZaPASSを受ける前に、他社のコーチングサービスを2つ体験していました。当時コーチングについてあまり知らなかったので、興味を持っていたんですよね。

ただ、当時持っていった悩み自体の根本解決にはならず、「こんなものかな…」と正直思う部分もありました。コーチングに興味をもって始めたということもあったので、それを理解できたこと含めて受けたのはよかったのですが、自分の課題解決については、「魔法の杖なんてないから、地道に進めていくしかない」と改めて感じた、というのが当時の感想です。

そんななか、ネットの記事を読んでいると、偶然元同僚のひとりが、ZaPASSのコーチングを受けていることを知って。劇的な変化を遂げた話でしたし、前職時代から知っていた知人が立ち上げたサービスだったので、状況を聞きに伺ったんです。オンラインでも体験できることを知り、背中を押され、お願いすることにしました。

ZaPASSがご紹介してくれた重次コーチは、これまで知っていたコーチングとは結構違うスタイルでした。ストレングスファインダーを用いながら、僕の資質をもとに話を進めていくんです。

正直、今まではコーチングを受けても心のどこかで「本当に変わるのだろうか」「でもこういう見方もあるのではないだろうか」と身構えてしまっていたと思います。でも今回は、次第にストレングスファインダーの結果を元に解説してくれる重次さんに、説得力を感じるようになっていきました。

後から重次さんに言われて納得したのですが、僕は理論的に考えてしまう癖が非常に強いので、ストレングスファインダーのように、一定の統計・研究から導き出された傾向ものを活用するスタイルは自分には合っていたんです。なおかつ、重次さんはそれをもとに「実は山崎さんこうなんじゃないですか」「これは自然なことなので、今後もずっとあると思いますよ」といった問いかけや意見をくれるので、スタートしてすぐの段階から、話を信じることができるというか、受け入ることが出来ていました。

悩みは、“強みが出過ぎた結果”であると気づいた

4回目のコーチングの時には、長年持っていた悩みである、“逃げ癖”みたいなものについて相談をしました。僕は未だに、納期当日の早朝に起きて、直前に資料を完成させることがあって。持ち前の間に合わせ力でなんとか乗り切り、ある意味どうにかなってしまっているので、悪い成功体験として繰り返しているところがあるのですが、その度に「またやっちゃったな」と反省しています。

本件について、いろいろな角度や視点で重次さんに質問をいただき、話をしていきました。その中で、「本当にそれって直さなくてはいけないんですかね」みたいな問いから、ストレングスファインダーの結果にある、最上志向と分析思考の“強み”が、悩みと関係しているのではないか——と新しい視点でのお話をいただきました。例えば、資料作成をする時は、本当はもう次の仕事に進まないといけないのに、つい楽しくなって、細かいところまで作り込んでしまう。それによって、他の仕事の初動がどんどん遅れていく。これは、僕を形成する大切な「資質」によるものではないか、と。

重次さんと話すうちに、僕がこれまで悩んでいた逃げ癖みたいなものは、ある意味で“強みの結果、副作用でもある”と、理解できたんです。こう話すと、欠点を改善しない言い訳を作っているようにも感じるかもしれません。ただ、強みがあればそこには必ず、その反作用の弱みがセットになること。強みを活かすのであれば、反作用として存在する弱みを受け入れようという、妥協や諦めとは違うポジティブなものとして捉えることができたんです。

重次さんからは「まずは、そんな自分を許容することが重要そうですね」と言われ、そこからは自分を許していくためにどうするのか、具体的に策を練っていきました。

悩み自体は変わっていないが「捉え方」が変わった

まずは、タスクをギリギリで終わらせる事案が発生した時に、その原因について、エクセルにメモを残していきました。そうすると、忙しい時やモチベーションが高くないときの発生頻度が多いことが分かったので、意識的に心の状態保つことを心がけました。勉強や運動、掃除、きちんと寝ることを心がけるとか。

コーチングを受け始めて、3カ月程が経過した頃のことです。再度、納期当日の早朝に起床して、急いで資料を作ることがありました。プレゼンが終わってメンバーから「資料の完成度が高いですね…!」と言われ「実は今日の朝に早く起きて作ってしまったんだ…」みたいな話をするときに、自然と「まぁでも自分はいつもこういうやり方だから」という言葉が出てきて、驚きました。

これまでは、褒められても逃げ癖を反省するばかりだったのに、多少は自分を許せるようになったのかな、と。悩み自体は変わっていませんが、捉え方が変わったことで、ストレスが減っているのを実感しましたね。

僕はじっくり考えてこだわりたい資質があるので、「次のタスクが多少遅れてもしょうがない、このタスクでそれをカバーするくらいのものを作ろう」と思えるくらいの方が、うまくいくだろうと感じましたよ。自分を追い詰めて、無意味に焦ったりしてもマイナスばかりですから。

忙しさの「根本要因」に気づき、仕事を任せるように

また、忙しすぎる状況について重次さんに相談をしたとき、気づいたことがありました。僕自身は、人に任せることができる人間だと思っていたんですけど、どうやら特定の領域・人にしか任せられていなかったんです。

僕は現在、一応組織図としては100名近い部下がいる形で、事業も多岐に及んでいます。これから組織は大きくなり、更に事業が増えればもっともっとやるべきことも、やりたいことも増えてくる。それに対応するには、人に仕事を任せるしかない。では、本当に僕は仕事を任せているのか、限界までそれができているのか、自問をしていきました。

領域によってはその責任者にほぼ任せている箇所もありますが、本当に自分の理想とするところまで任せているのかと考えると、そうではなくて。つまり、キャパシティ的にできないから結果任せている状況や、一部の人だけ任せるというスタイルになっていると感じたんです。

忙しさの根本要因が分かってからは、意識的に人に仕事を依頼するように。「ごめん、できない、お願い!」と。一度任せてみて、想像していた以上にメンバーが成果を出してくれると、それが成功体験になって。最近では少しずつ任せていける領域は増えているように感じますね。

また、面白かったのは、コーチングの過程で、「自分とは全然違う考え方を持っている人が、世の中には想像以上にたくさんいる」と知ったことです。言葉にするとものすごく普通の話ですが、重次さんが教えてくれた自身の話や、知り合いの経験談を聞くと、正直びっくりするようなことも多くありました。

例えば、重次さんは「ブレストが好き」とか。僕は、ブレストは成果のための手段であって、決められた時間の中で最速最短でいくべきだと思っているので、ブレストが好きってことが全く理解できなくて(苦笑)。

ただ、ストレングスファインダーの結果を踏まえて話を重ねることで、僕は比較的極端な考え方をする人であり、世の中には自分とは違う考え方、素質を持った人が想像以上にいるのかもしれない、と思うようになりました。もしかすると、他の人は、自分とは全然違うことを大切にしているかもしれない——と。会社のメンバーと話すときに、割とそう考えるようになりましたね。

たった3ヶ月で自分の内面に変化をくれた、コーチの伴走

仕事への向き合い方、人への接し方、人生の考え方に置いて、これまでで一番変化のあった3ヶ月間だと思います。本来は数年かけて、節目ごとに向き合うような変化が、たったの3ヶ月で。

コーチングを受けたことで、元々の悩みに加え、忙しさの根本要因や、自分では知らなかった価値観を知ることができました。すでに悩みがある人はもちろん、まだ悩みが漠然としている人にも、重次さんのコーチングはおすすめです。

重次さんは、良い意味で一歩距離が近いんですよ。コーチングだからこう、というよりも、僕が抱えている悩みに対し、重次さん自身が向き合って意見をくれる。時にはティーチングをしながら。

長年抱えていた悩みが、少しずつ改善されていて、重次さんには本当に感謝しています。何年か経って、「これくらい変わりました」と報告できて初めて、受けた恩を返せると思うので、3年後にも一度コーチングをお願いして、自分の変わった姿を重次さんに見せたいな、と思います。

※重次コーチのインタビュー記事はこちら
https://zapass.co/being/interview/yasuko-shigetsugu-2/

※重次コーチの「ストレングス・コーチング」についてのコラムはこちら
https://zapass.co/being/column/yasuko-shigetsugu-1/

※コーチングのトライアルセッションの申し込みはこちらまで
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[取材構成編集・文] 水玉綾、林将寛  [撮影] 戸谷信博

Beingは、
ひたむきに生きるビジネスパーソンが打ち明けた、
純粋な願いたちを集めました。

人として、組織として、社会として、
本当はどう在りたいか。

組織と事業の成長、取り巻く環境変化のなかで
ときに矛盾や葛藤、経済合理性にもがきながら
彼らがBeing-在り方-を磨いてきた過程とは。

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さあ、本当の願いからはじめよう。

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