バランスホイール(人生の輪)とは、人生の8分野への満足度を円グラフ状に可視化するコーチングツールです。この記事では以下をすべて解説します。・バランスホイールの書き方(5ステップ)・8分野それぞれの意味と点数のつけ方・コーチングで実際に使われる活用法所要時間は約10分です。自分の人生のバランスを客観的に見たい方は、このまま読み進めてください。バランスホイール(人生の輪)とはバランスホイール(人生の輪)は、別名としてライフホイールとも呼ばれています。人生において大切とされる8つの項目について、自分がどれくらい満足しているのかを数値化することで、価値観や何を大切にしているのかを客観的に把握できます。円内に8つの項目が並んで1つの円を形成するような形になるため、バランスホイール(人生の輪)と呼ばれています。キャリアプランを形成する上でも役立つとして、ビジネスマンの中でも活用するケースが増えているようです。プロコーチとの無料体験セッションキャンペーン実施中バランスホイールの8分野(各項目の意味と点数のつけ方)バランスホイール(人生の輪)では、以下の8つの項目について満足度を書き込んでいきます。それぞれの項目について解説します。仕事・キャリア自分が現在働いている仕事の内容や職場環境、歩んできたキャリアについて満足度を考えます。自分がやりたいと思える職業に就いているのか、労働環境は健全か、今後のキャリアについて見通しがついているかなど総合的に考えて満足度を考えましょう。▶ 点数の目安:やりたい仕事に就けていて成長も感じている → 8〜10点仕事はこなせているが特に充実感はない → 4〜6点転職を考えるほど不満がある → 1〜3点お金・経済お金や経済面で不自由していないか、将来に備えて貯金ができているかを判断してみましょう。資産が多いかどうかは個人の基準によるため、世間と比較する必要はありません。ご自分の生活水準や将来設計と照らし合わせて、お金や経済面について考えてみましょう。▶ 点数の目安:生活に余裕があり、将来への備えもできている → 8〜10点日々の生活は送れるが、貯蓄や将来が少し不安 → 4〜6点生活費のやりくりが苦しく、経済的な不安が大きい → 1〜3点健康肉体的・精神的に健康な状態にあるのかを判断します。病気や怪我を負っているかどうかだけではなく、精神的にストレスを抱えていないか、不安や悩みに潰されていないかといったメンタル面での健康も意識してみましょう。▶ 点数の目安:体も心も良好で、エネルギーに満ちている → 8〜10点大きな問題はないが、疲れや軽いストレスを感じる → 4〜6点慢性的な体調不良や強いストレスを抱えている → 1〜3点家族・パートナー家族関係は良好か、パートナーとの関係性は良好かといった観点から、家族やパートナーに対して愛情を持てているかどうかも考えてみましょう。家族やパートナーと一緒に生活しているが、会話もなく愛情を感じることは少ないといった場合には、満足度は低くなるでしょう。▶ 点数の目安:家族・パートナーと良好な関係で、愛情を感じている → 8〜10点関係は安定しているが、会話や時間が少ない → 4〜6点関係に摩擦や距離感があり、満足していない → 1〜3点人間関係家族やパートナー以外の友人や会社の同僚、職場の先輩・上司に関する人間関係について評価をします。心を許せる友人がいるかどうか、会社で相談できる相手はいるか、プライベートで仲良く遊べる友人はいるかといった観点で考えてみましょう。▶ 点数の目安:心を許せる友人や信頼できる同僚がいる → 8〜10点付き合いはあるが、深く話せる相手は少ない → 4〜6点孤独を感じることが多く、相談できる人がいない → 1〜3点学び・自己啓発現状に満足せずに自分が興味を持っている分野について学んでいるか、自身を高めようと自己啓発に励んでいるかどうかを振り返ってみてください。仕事に関する学びでも構いませんし、全く無関係で自分の趣味の分野であっても構いません。▶ 点数の目安:興味ある分野を積極的に学び、成長を実感している → 8〜10点学びたい気持ちはあるが、時間や機会が取れていない → 4〜6点日々の忙しさで学びが完全に止まっている → 1〜3点遊び・余暇仕事以外の活動において、趣味があるのか、十分に余暇を楽しめているかを判断します。余暇があったとしても、打ち込める趣味や興味関心の強い遊びがなければ満足度は低くなるでしょう。余暇を満喫できているかどうかで考えてみましょう。▶ 点数の目安:打ち込める趣味があり、余暇を十分楽しめている → 8〜10点休める時間はあるが、楽しめていると感じにくい → 4〜6点趣味も余暇もほとんどなく、仕事や義務で埋まっている → 1〜3点物理的環境自分が今置かれていて生活している環境が、穏やかで満たされているかどうかを確認します。また、生活をする上で不便はないか、住んでいる周辺環境は利便性が高いかどうかといった観点も意識して評価してみましょう。▶ 点数の目安:住環境・職場環境ともに快適で、生活の不便がない → 8〜10点概ね問題ないが、気になる点がいくつかある → 4〜6点環境に大きなストレスや不便を感じており改善したい → 1〜3点プロコーチとの無料体験セッションキャンペーン実施中バランスホイール(人生の輪)を作成する目的バランスホイール(人生の輪)は、どういった目的で作成するものなのでしょうか。作成するメリットに注目して3つ紹介します。網羅的に現状を把握できるバランスホイール(人生の輪)では、現在の状態に基づいて8つの項目を評価します。特にキャリアの見直しの際に活用するケースが多いので、キャリア一辺倒で考えてしまいがちですが、キャリアはあくまでも人生を充実させるための要素のひとつにすぎません。作成することで、人生における他の重要な側面にも目を向けやすくなり網羅的に現状を把握できます。現状と理想のギャップを認識できる現状を評価したあと、自分が理想と掲げている状態についても数値化することもできます。比較することで、現実と理想のギャップが把握できます。現実と理想のギャップを正確に認識し、自分が本当に大切にしていることは何なのか、人生において今後何を重視していくべきかが分かるでしょう。項目別に満足していること・いないことが分かる人生においての漠然とした満足度は日々感じるかもしれませんが、バランスホイール(人生の輪)を活用することで、8つのテーマ別に満足状態が分かります。具体的にどういった項目に満足していて、何に不満を抱えているのかが分かるため、自己分析やキャリアプラン形成に役立てられるでしょう。プロコーチとの無料体験セッションキャンペーン実施中バランスホイール(人生の輪)の書き方実際にバランスホイール(人生の輪)を作成する際の書き方をご紹介します。STEP1:白紙またはシートを用意する初めに白紙を用意し、上記で紹介した8つの項目を円状に配置しそれぞれに数値を入力できるように、10段階の円を内側に記入しましょう。その際、なるべく見やすいように少し大きめの円で作成することをお勧めします。STEP2:8つの分野を円状に配置する分野の名前を円の外側に均等に書き込みます。順番は決まっていませんが、本記事では以下の並びを推奨します:仕事・キャリア / お金・経済 / 健康 / 家族・パートナー /人間関係 / 学び・自己啓発 / 遊び・余暇 / 物理的環境※可能であれば各分野をビジュアルの図で示すと理想的です。STEP3:各分野の「現状満足度」を10段階で記入する8つの項目それぞれについて現状の満足度を考えてみましょう。自分の価値観に基づいて記入するため、他人だったらどうだろう、あの人と比較したらこうかな?といった目線は必要ありません。自分が感じた素直な満足度を記入しましょう。例えば、年収が世間の平均よりは低かったとしても、お金に困っておらず不自由なく生活できているのであれば満足している状態である、と記載しましょう。【点数のつけ方のコツ】・正解はありません。5秒以内に感じた直感の数字でOK・他人と比較する必要はなく、あくまで「自分の主観」で記入・点数をつけるのに迷ったら、「10点満点だとしたら今は何点?」と自問してみてくださいSTEP4:「理想の満足度」を別の色で記入する現実の満足度について記入できた後に、理想の満足度も追加することもあります。既に理想の満足度に至っている項目もあるかもしれませんし、全く理想とかけ離れていることもありえるでしょう。現実と理想のギャップを把握することが大切ですので、遠慮せずに自分が思う理想を記入してください。STEP5:現状と理想のギャップが大きい分野に注目する記入が終わったら、以下の3つの問いに答えてみてください:・現状スコアが最も低い分野はどこですか?・現状と理想のギャップが最も大きい分野はどこですか?・直近1ヶ月で改善できそうな分野はどこですか?この3つの問いへの答えが、次のアクションの出発点になります。さらに深く内省したい方は、次の「活用方法」セクションをご参照ください。─────────────────────────────────✅バランスホイールをプロコーチと一緒に深める書き方は分かった。でも「このスコアをどう活かすか」を一人で考えるのは難しいことも。ZaPASSの体験セッション(無料)では、コーチがあなたのバランスホイールをもとに現状整理をサポートします。→ 無料体験セッションを予約する─────────────────────────────────バランスホイール(人生の輪)の活用方法バランスホイール(人生の輪)は、作成してそのまま満足してしまっては意味がありません。以下の4つのポイントを意識して活用することで、人生において役立てられるでしょう。記入した満足度を入口にして内省し、アクションを設定する各項目に満足度を記入することは基本的なステップですが、それだけでは十分とは言えません。満足度を基に深く内省し、具体的なアクションに繋げることが重要です。まず、各項目にスコアをつけたら、「なぜその点数をつけたのか?」をじっくり考えてみてください。例えば、「健康」の項目で6点をつけたとします。その理由は、食生活が不規則で運動が不足しているからかもしれません。また、「自分の描いたライフホイールを見てどのように感じたか?」も重要な問いです。視覚的にバランスが取れていないことに気づけば、どの分野に注力するべきかが見えてくるでしょう。さらに、全体のバランスを見ながら、「GOOD」と「MORE」は何かを考えます。「GOOD」は現在の状態で満足している分野です。これらの領域は、そのままの状態を維持するために意識を向けることが必要です。一方、「MORE」とは、改善が求められる分野を指します。次に、「明日から改善していきたい項目はなにか?」を考え、具体的なアクションプランを立てます。例えば、「健康」の満足度を向上させたいと決めたなら、具体的に「明日から実行する行動はなにか?」を設定します。これには、「週に3回のウォーキングを始める」「毎朝の食事に野菜を追加する」など、実行可能な行動が含まれます。このように、人生の輪を通じて現状を把握するだけでなく、その結果をもとに具体的な行動を計画することで、実際の変化を生み出すことができます。人生のバランスを整えるとはどういうことか「人生のバランスが取れている」とは、すべての分野で高得点を取ることではありません。自分が大切にしている分野に十分なエネルギーを注げており、かつ他の分野が著しく低下していない状態。それがバランスホイールで言う「整っている状態」です。たとえば、今のライフステージが「キャリア形成期」であれば、仕事・学びのスコアが高く、遊び・余暇が低くてもそれ自体は問題ではありません。問題になるのは、「健康」や「家族」が本人の望まない形で犠牲になっているときです。バランスホイールは「理想の状態を目指す地図」ではなく、「今の自分を正直に見るための鏡」です。点数の高低ではなく、自分の価値観と実態のズレを確認することに本当の意味があります。自分が求めるバランスになるように心がける多くの人は全ての項目で10点満点を目指そうと考えがちです。しかし、全項目を完全に満たすことが目的ではありません。重要なのは、自分が求めるバランスに調整することです。例えば、キャリアを重視する人にとっては「仕事」の項目が高い満足度を保つことが重要かもしれませんが、家庭重視の人にとっては「家庭」の満足度が優先されるでしょう。すべての項目で高得点を取ろうとすることは、時には不必要なプレッシャーとなり、ストレスを招く可能性もあります。重要なのは、各項目で自分にとって適切なバランスを見つけることです。例えば、仕事と家庭のバランスが取れていないと感じる場合、家庭の時間を増やすことで全体的な満足度が向上するかもしれません。逆に、趣味に割く時間が少ないと感じるなら、他の項目の優先度を見直して調整することが求められます。また、人生の異なる時期や状況に応じて、求めるバランスは変化します。若い頃はキャリア重視でも、年齢を重ねると健康や家族がより重要に感じられることがあります。そのため、人生の輪を定期的に見直し、自分の価値観やライフステージに合ったバランスを意識することが大切です。常に目に見えるところに掲げて日々意識するバランスホイール(人生の輪)は一度作成して満足してしまい、そのまま忘れてしまうことも多々あります。そうならないためにも、作成した用紙を机の周りやトイレの壁など、日々目にする場所に貼ることで、毎日視界に入り常に意識することができるでしょう。目標を設定しただけでは改善されませんので、日々意識して具体的な行動に移していくことが大切です。プロコーチとの無料体験セッションキャンペーン実施中バランスホイールをプロコーチと一緒に使うと何が変わるか人生の輪を自分で書いてみたけどそれをどう活かせばいいのか分からない、この満足度を入口にして内省が深まっていかないといった方はZaPASSコーチングキャリアがおすすめです。ZaPASSコーチングキャリアでは、キャリア経験豊富なプロコーチがあなたのバランスホイールを入口に、以下をサポートします。・スコアの背景にある「本当の価値観」の言語化・現状と理想のギャップを埋める具体的なアクションの設定・3ヶ月・6ヶ月単位でのキャリア変容の伴走体験セッション(60分)は無料で受けられます。「まずどんなものか見てみたい」という方もお気軽にどうぞ。[無料体験セッションを予約する →]監修者プロフィールZaPASS JAPAN株式会社 パーソナルコーチング事業責任者大久保 亮佑【保有資格】・国家資格キャリアコンサルタント・2級キャリアコンサルティング技能士(国家検定)・ZaPASSコーチングアカデミー Basic / Step Up / Advance 修了早稲田大学卒業後、Webマーケティング企業や株式会社ガイアックスで 営業・マーケティング領域のマネジメントに従事。金融スタートアップでの 営業マネージャーを経て、ZaPASSの立ち上げに参画。現在はパーソナル コーチング事業の責任者を務める。 国家資格キャリアコンサルタントおよび2級キャリアコンサルティング技能士 として、これまで1,500名以上の30〜40代ビジネスパーソンの キャリア支援に携わってきた。キャリアの踊り場(プラトー)・転職・副業・ 仕事のやりがい再定義・管理職としてのリーダーシップなど、ミドル層特有の キャリア課題に精通。ZaPASSのコーチング手法と国家検定レベルの キャリアコンサルティング知見を掛け合わせた、伴走型の支援を専門とする。■関連記事転職相談にキャリアコーチングがおすすめな理由とは?キャリアコーチングの選び方、活用方法をご紹介キャリアコーチングは必要ない?メリットや効果、必要な人について解説しますキャリアコーチングは自己分析に最適!その理由と効果を高めるポイントをご紹介30代のキャリア相談は誰にしたらいい?キャリアコーチングがおすすめの理由をご紹介20代のキャリア相談は誰にしたらいい?キャリアコーチングがおすすめの理由をご紹介キャリアコーチングを学ぶためにおすすめの本をご紹介!メリットや本以外の学習方法も解説キャリアアップとは?転職でキャリアアップさせるための秘訣や注意点をご紹介キャリアプランとは?具体的な作成方法や思いつかない場合の対策をご紹介自分軸とは?自分軸を大切に生きることのメリットや作り方を解説30代が仕事で何がしたいか分からない時はどうしたらいい?解決策をご紹介【コーチ監修】女性のキャリアプランはどう立てる?実現する方法やポイントを解説「3年後・5年後・10年後の自分」とは?キャリアプランの考え方や回答例を紹介【コーチ監修】自己理解とは?必要性やコーチング等で自己理解を深める方法をご紹介【コーチ監修】ロールモデルとは?女性のロールモデルの例や見つけ方をご紹介自己理解に役立つライフラインチャートとは?作り方やコーチングにおける活用法をご紹介キャリアコーチングとキャリアコンサルティングの違いは?メリットや向いている人を解説