コーチングを学ぶ方法は、スクールや講座以外にも、書籍や動画といった方法があります。ただし、コーチングは相手あってのコミュニケーションスキルであることや、実践を積み重ねないと習得が難しいものであることから、やはりスクールで体系的に学ぶことがおすすめです。本記事ではコーチングをスクールで学ぶ必要性や、講座の選び方について詳しく解説します。コーチングをしっかりと学んでマネジメントや本業に活かしたい方、コーチとして活動したい方のお役に立てれば幸いです。コーチ活動に興味がある方にも役立つ、スクール修了後のサポートについても解説します。今回は、株式会社ガイアックスにて社内コーチを務めながら、ZaPASS認定プロフェッショナルコーチとしても活動する横峯智子さんに、コーチング学習について伺いました。コーチング学習にスクールや講座は必要?コーチングの学習には本など独学で学べる部分もありますが、全体像を明確に理解するのは難しいでしょう。そのため、スクールや講座に通って体系的にしっかりと学ぶ必要があります。おすすめ本はこちらの記事を参考にしてください。コーチングを学ぶためにおすすめの本7選!メリットや学ぶ方法を解説コーチングの概要やスキルといったインプットは本など独学でも学べますが、コーチングは実践を重ねないとできるようにはならない実学です。また、やってみてもそれが効果的なコーチングになっているのか、独学では判断が難しい部分があります。特に、将来コーチとして活動したい人は、コーチングスキルをしっかり身につける方が望ましいでしょう。自信を持ってクライアントに対峙できるコーチになるためにも、スクールに通ったり講座を受講することが必要です。コーチングスクール・講座のメリットここからは、コーチングスクール・講座のメリットを解説します。独学では難しい体系立てた知識や実践経験が積めるため、学んだことを定着させやすいでしょう。体系立てた知識が学べるコーチングスクール・講座のメリットとして、コーチングのさまざまな方法を体系立てた知識を学べる点が挙げられます。コーチングの概要やプロセス、スキルや倫理観などをまとめて学べるため、全体像を把握しながら身につけられるでしょう。また、コーチとして経験豊富な講師によるレクチャーを受けられるので、プロコーチの視点も合わせて学べます。スクールによっては受講後の継続学習もあり、スキルや知識をアップデートすることも可能です。コーチングの実践経験が積めるコーチングスクール・講座では、コーチングの実践経験を積める点もメリットといえるでしょう。カリキュラムを複数人で学ぶスタイルが主流となり、一緒に学習する仲間同士で練習できます。様々な価値観やバックグラウンドの人と練習し合うことで、より多様な人にコーチングができるようになります。また、実践経験が積めるのはもちろん、仲間ができること自体もメリットといえるでしょう。独学で長期間学習に取り組むと、モチベーションが原因で途中で諦めてしまう可能性があります。一方、コーチングスクール・講座なら、学習期間中のモチベーションを高め合うことや、一緒に乗り越えることもできます。講座終了後もマネジメントや本業に活かしたり、コーチを目指すのを応援し合えたりするでしょう。コーチングスクール・講座の選び方コーチングを学べるスクールや講座は色々あるため、どうすれば自分に最適なスクールを選べるかを解説します。通い始めてから後悔しないよう、よく読んでスクール選びの参考にしてください。スクールで学べるコーチングの重心はどこにあるかスクールを選ぶ際は、そこで学べるコーチングの種類としてどこに重心があるかをチェックしましょう。コーチングの種類は、「Doing(目標達成・課題解決)」か「Being(自分らしさ・ありのまま・受容)」に大きく分かれます。【Doing】Doingは、目標達成・課題解決として行動を促進する点に重心を置いたコーチングです。マネジメントやビジネスシーンに使われることが多く、人材育成やチームビルディングなどにも効果的です。【Being】Beingは、自分らしさやクライアントがどうありたいかに重心を置くコーチングです。自分の中の内面にアプローチして、自分自身を受け入れ、物事の捉え方の変化を促します。自己理解やプライベートでのコミュニケーションへの活用が、シーンとして合うでしょう。そのため、自分自身がコーチングをどのように活用したいのかを考えておくと良いでしょう。コーチングを通してどういうことができるようになりたいのかを考え、自分に合うコーチングを学べるスクールを選ぶことが大切です。スクール・講座をどのように進めるか次のポイントとして、スクール・講座をどのように進めるかが挙げられます。学びのスタイルとして、「レクチャーベース」と「ワークベース」に分かれます。【レクチャーベース】レクチャーベースは、インプット重視の学習スタイルです。講師からのレクチャーが中心となり、テキストや動画学習がメインとなります。まず知識を取り入れたい方や、手軽に始めたい方におすすめです。【ワークベース】ワークベースの学習スタイルは、アウトプットを重視して知識やスキルの定着を行います。講師からのレクチャーがありつつ受講生同士の練習がメインとなり、知っている状態から使える状態を目指します。コーチングができる状態を目指す方やコーチとして活動したい方には、身につきやすいアウトプットベースがおすすめです。修了後にどんなサポートがあるかカリキュラム修了後にどんなサポートがあるのかも、スクール選びでは重要になります。・プロコーチとして活動できるプラットフォームの有無・修了後のコミュニティや繋がりの有無・継続学習の機会やイベントの有無スクールが修了して終わりでは、せっかく学んだスキルや知識をいつかは忘れてしまうかもしれません。修了後にも継続学習の場や仲間とのコミュニティがあれば、知識をアップデートすることが可能です。また、コーチングの学びを定着させたい方や学びを深めていきたい方も、サポートがあれば安心できます。さらに、コーチとして活動していきたい方には、クライアントを紹介してもらえるプラットフォームがあると良いでしょう。納得できる費用かどうかコーチングスクールにより、かかる費用は大きく変わります。ただし、費用を考える前提として、学びをしっかりと定着させれば生涯使えるスキルである点は頭の片隅に置いておきましょう。費用を抑えや短期間のスクール・講座だと1dayセミナーや3daysセミナーのようなものもあります。短期のものは知識を取り入れてみたい方や、手軽に始めたい方におすすめです。また、費用をかけて長期間じっくり学べるスクール・講座だと、数ヶ月や1年間かかるものもあります。体系的に知識を習得できてスキルの実践もできるため、コーチになりたい方やコーチングできる状態を目指したい方におすすめです。スクール・講座修了後も学び合えるコミュニティなども利用でき、継続して学びを進めたい方に合うでしょう。どのくらいの期間学ぶのかコーチングスクールにより、学ぶ期間は様々です。短期間のスクールは、スケジュールが調整しやすく挑戦しやすいですが、スキルの定着という面では実践不足になってしまうこともあるでしょう。3〜6ヶ月といった長期間のスクールは、十分な実践を積むことができます。クラス内の練習だけでなく、日常で学んだスキルを使ってみて、できなかったことを翌週のクラスで質問することで、スキルの定着を図ることができるでしょう。一方で、ある程度の時間の確保が必要になるので、スケジュールの調整が必要になるでしょう。仕事やプライベートで忙しくて通えない方は、オンラインで受講できるスクールも検討すると良いでしょう。どのようにスクールを調べるかコーチングスクールを選ぶ際は、まずは気になるスクールのWEBサイトを見てみましょう。イベントや説明会などに無料で参加できるケースが多く、個別面談をしてくれるスクールもあります。また、スクール修了生から話を聞く機会があると、受講後の自分をイメージしやすくなります。卒業後のコーチング活用についても知れるので、受講へのモチベーションも上がるのではないでしょうか。上記以外の調べ方として、興味のあるスクール出身のコーチからコーチングを受ける方法もあります。どういうコーチングをするのかを実際に体感できるため、自分に合うスタイルかどうかも判断することができます。コーチングスクール・講座の注意点コーチングスクール・講座を受講する前に、確認しておきたい注意点があります。知っておかないとこんなはずじゃなかったと後悔する恐れもあるので、よく読んで参考にしてください。すぐに習得できるものではないことを理解するコーチングスクールに通ったからといって、すぐに習得できるものではないことを理解しておきましょう。コーチングはインプットして終わりではなく、実践を重ねてできるようになるものです。ある程度の学習期間もかかるため、仕事などのスケジュールを調整した上で学ぶと良いでしょう。ただし、時間をかけてしっかりと学ぶものだからこそ、コーチングは生涯をかけて活かせるスキルになります。時間・費用ともに大きな自己投資になるので、納得度を大事にするどのスクールも安くはない費用がかかるため、自分に合ったスクールを選ぶことが重要です。コストをかけた学習は知識の吸収も期待できるので、しっかりと学ぶ気持ちでスクールに通うのがおすすめです。コーチングはマネジメントやコミュニケーションにも役立ちますが、生涯使えるスキルでもあり、費用対コストが良い学習といえます。コーチングスクールによって学習法やサポートなどの特徴が異なるので、よく比較した上で選びましょう。ZaPASSのコーチングが学べるオンラインスクールをご紹介ZaPASSでは、オンラインでコーチングを学べるスクールをご用意しています。スクールならではの体系立てたカリキュラムを通して、生涯活きるコーチングを学べます。スクールで学べるコーチングの重心ZaPASSのスクールでは、「Doing」と「Being」のバランスを重視したコーチングを学ぶことができます。スクールの進め方は傾聴を大切にして、その人の感情や思考の癖、必要に応じてそれらが生まれた過去の経験に触れることもあります。クライアントが自身の願いに気づき、さらにそこに向かって行動していくことまでをサポートできるように学習するのが特徴です。クライアントへは「Being」をベースに関わり、傾聴しながら受容できるコーチを目指します。「Being」を学んだ後は、最終的に行動促進である「Doing」でも関われるように習得を目指します。講座の進め方ZaPASSでは、アウトプットを重視して講座の中のレクチャーは必要最低限に講座を進めるのが特徴です。アウトプットの時間をたくさん取り、受講生同士での実践を中心にスキルや知識を学んでいきます。実践は受講生同士2人で学んだスキルを練習するワークや、3人で取り組む他者の学びから自身も学ぶワークを行います。また、レクチャーで思ったことや感じたことを、少人数や大人数でディスカッションすることもあり、様々な考え方を学べるでしょう。ZaPASSでは毎週の講義に加えて、講義の間で受講生同士で練習して実践を積み重ねることも可能です。3〜6ヶ月の学習期間の中でトライと改善を繰り返し、できるようになるまでをサポートしていきます。スキルはもちろんコーチとしての根本的な考え方も扱うため、マインドとスキルをセットとしてコーチングを体系的に学べます。修了後のサポートZaPASSでの学びを修了すると、ZaPASSコーチングプラットフォームへの登録も可能です。試験に合格するとコーチとして登録できるようになり、クライアント紹介を受けることもできます。また、実績を積み重ねていくと、ZaPASSの法人向けサービスでご一緒させていただく取り組みもあります。スクールでの学びを活かしてコーチとして活動できるため、興味がある方にはおすすめです。他には修了生のコミュニティも繋がりが深いので、修了後も継続学習の機会として活用できます。ZaPASSではコーチングをマネジメントや本業に活かしたい人も多く、活用方法はさまざまです。費用や期間も考えた上で、「まず本業で活用できるようにしたい。その後は副業でのコーチ活動も興味がある」という人におすすめです。ZaPASSなら修了後も学びや仲間との繋がりを大切にできるコーチングスクール・講座のよくある質問Q:資格の取得可否は重視すべきですか?コーチとして活動する場合、資格は取得してもしなくても可能です。ただし、スクールで資格を取得すれば次のようなメリットがあります。・認定コーチとして一定のコーチングレベルを証明できる・プラットフォームでのコーチ活動も選択できる(条件あり)・ICF(国際コーチ連盟)資格取得を目指せる・学び合った仲間と継続的な学習機会の場がある資格取得により新たな学びや活動の場も広がるので、興味がある方は目指してみるのも良いでしょう。コーチング資格についてはこちらの記事を参考にしてください。コーチングに資格は必要?資格の種類や費用、取得するメリットをご紹介【ご案内】コーチング解説資料&セミナー動画無料プレゼントここまで読んでくださった方に、ビジネスパーソン向けコーチングスクール「ZaPASSコーチ養成講座」監修の解説資料と、2.5時間分のセミナー動画を無料プレゼントいたします。よろしければお役立てください。プレゼントの受け取りはこちらまとめこの記事ではコーチングをスクールで学ぶ必要性や、選び方について詳しく解説しました。繰り返しにはなりますが、コーチングは実践を積み重ねて習得していくものなので、スクールでの体系的な学びがおすすめです。コーチングスクールによってそれぞれ特徴が異なるため、自分に合うカリキュラムやサポートを選びましょう。ZaPASSであれば、「Doing」「Being」をバランスよく学べて、実践中心のアウトプット学習に取り組めます。また、修了後の継続学習やイベント、コーチ活動のサポートもあるので、コーチングが生涯使えるスキルとなるでしょう。ZaPASSで生涯使えるコーチングを身につける監修者/インタビュイープロフィール横峯智子氏:ZaPASS登録コーチ / ZaPASS アカデミー事業責任者/株式会社ガイアックスコーポレートカルチャー推進室責任者 兼 社内コーチ東京大学大学院サステイナビリティ学修士課程を修了後、株式会社ガイアックスに入社。子会社の社長室立ち上げ、新規事業立ち上げなどを行なった後、コーポレートカルチャー推進室責任者に就任。ZaPASSコーチ養成講座を修了後、ZaPASS登録のプロフェッショナルコーチとして活動をしながら、300名を超える修了生を抱えるZaPASSアカデミー事業部の責任者を務めている。2019年にコーチとして活動を開始し、2024年1月現在までに100名を超えるクライアントと、合計400時間のコーチングセッションの時間を共にしている。 ■関連記事【コーチ監修】コーチングとは?意味やメリット、実践するためのポイントを解説コーチングはどうやって学ぶ?おすすめの勉強法や効率よく学ぶ方法をご紹介コーチングに資格は必要?資格の種類や費用、取得するメリットをご紹介コーチングを学ぶためにおすすめの本7選!メリットや学ぶ方法を解説コーチングとティーチング、カウンセリングやコンサルティングの違いを解説コーチングを仕事にする方法は?仕事内容やメリット・デメリットをご紹介4つのコミュニケーション欲求タイプとは?コーチングでの活用法やタイプを見分ける方法、接し方についてご紹介