インターン生としてZaPASSに関わり始め、その後フルコミット社員の第一号として正式にZaPASSに入社した大門史果さん。漠然と教育分野に興味を持ちつつも、やりたいことが見えない中で一度就職活動を終えた大門さんが、ZaPASSやコーチングに出会い、やりたいことが広がっていったそうです。ZaPASSに関わる中で大門さんが感じたご自身の変化や受けた影響についてお聞きしました。[大門さんがZaPASSに入社するまで] ・〜2016年 高校まで千葉で過ごす周りの目を気にして、優等生であり続けることを意識していた留学や英語に興味があり、海外大学進学を選択・2017年 アメリカのDePauw Universityに入学し、教育学を専攻在学中に半年間デンマークへ留学しポジティブ心理学などを学ぶ・2019年8月 ZaPASS創業者の1人である管さんにユーザーヒアリングを通して出会い、管さんの勤務先(株式会社ガイアックス)でインターンを開始・2019年12月ZaPASSコーチ養成講座を受けながら、ZaPASSでライターの仕事を開始・2020年5月ZaPASSでインターンを開始。その後、内定承諾・2020年10月オランダへ移住 ・2021年4月ZaPASS入社自分が感じたことを大切に行動し始めたら、やりたいことが見えてきたーZaPASSにはどのように出会ったのでしょうか?そもそもの出会いは、ZaPASSの事業であるZaPASSコーチ養成講座の受講生としてです。もともとコーチングに興味を持っていて、当時のインターン先(ガイアックス)の上司の管さんが創業した会社ということでご縁を感じ、大学在学中に受講を開始しました。その後、大学を卒業した5月に、管さんにお声がけいただいてZaPASSのインターンを開始。7月には内定をいただき、そのままオランダ移住も決定するなど、短期間に様々なチャンスが舞い込んだタイミングでしたね。実は、インターンを始めたときは、ZaPASSに入社する気は全くありませんでした。というのも、大学卒業時には就職活動をある程度終えていて、入社しようと考えていた会社が他にあったんです。コーチ養成講座の受講を経てどっぷりはまったコーチングの業界で、社会人になる前にいい経験が積めればな、くらいの気持ちでいました。 でも、インターンを初めてみたら、とっても楽しくて。自然体で仕事を楽しまれているメンバーの方々の姿にも惹かれ、「このままZaPASSで働きたいかも」と考えるようになりました。就活時は、やりたいことが思い浮かばなかったので、事業内容より人や組織、カルチャーを重視して会社を探していきました。就活を終えた後にコーチングに出会ってしまったので、「こんなに興味のある分野に出会ったのに、他の業界に進んでもいいのだろうか」というモヤモヤもあったんです。そんな中、ZaPASSの運営メンバーやコーチが集まる月1回の経営報告会がありました。そこで、CEOである足立さんが、「コーチングのその先、子どもたちが大人になるのを楽しみに思える社会を目指して活動していきたい」というZaPASS創業に対する想いを語っていました。後々教育分野に関わりたいと思っていた自分の想いと繋がるものを感じて、ZaPASSで働くことに強く心が惹かれたのを覚えています。最後の後押しは、コーチ養成講座内での講師小寺さんの一言です。「感じるものから始まりますからね」という言葉に、すごくハッとした。今ZaPASSに惹かれている気持ちを、なかったことにはできないと思い、その日の講座終了後すぐ、管さんに「ZaPASSに入社したいです」という旨のメッセージを送りました。「感じるものから始まる」という言葉は、ずっと強く影響を受けています。「ポジティブな感情もネガティブな感情も、どちらも味わうことが大切だよね」という話がありますが、最初に聞いたときには、個人的にあまりしっくりこなくて。でも、「起点」として捉えるならば、たしかにどんな感情も大事にしていきたいな、と腑に落ちました。そこからは、感じること、心に浮かんでくることに丁寧に意識を向けることを大切にしています。感じたものには意味があり、価値がある。感覚を大事にすることで、自信が持てるようになったーZaPASSに関わるようになって、大門さん自身には何か変化がありましたか? ZaPASSのコーチ養成講座は、間違いなく人生のターニングポイントの1つです。講座を受ける前、私は人の話を聞くのが得意だと思っていました。でも、講座を受ける中で、「聞くのが上手なふりが上手なだけだったんだ」と気づいたんです。うなずきやおうむ返しをすることは身についていましたが、人の話を聞いているようで、ちゃんとは聞けていなくて。意識の矢印が自分に向いていたんですよね。相手の話を聞いていても「この後どんな質問をしようか」とか「自分がどんな顔で話を聞いているのか」とか、人によく見られるための聞き方しかしていなかったことに、愕然としました。 もう1つ衝撃的だったのは、多様な自分がいることに気づいたことです。コーチ養成講座では、コーチとしての「在り方」がそのままコーチングの質感につながるという考えのもと、自分自身の在り方を見つめ直すことにも重点を置いています。受講生同士でコーチングを練習し合う中で、外に見せている理想の自分と、あまり外に見せないようにしている“ダメな”自分がいることに気づきました。元々自己肯定感が高い方だと思っていましたが、理想とは違う自分がいること、そこを隠して自分でも見ないようにしていたとわかったときは、かなり落ち込みました。 ーそうだったんですね。そのあとは、何か変化がありましたか?インターン生としてZaPASSメンバーとコミュニケーションを重ねながら、少しずつ自分に対しての自信が生まれていきました。それまでの、「理想の自分を見せられている」ことからくる自信ではなく、「自然体でいていいんだ」という自信です。ZaPASSでは、思ったことや感じたことを“一旦その場に出す”というコミュニケーションがよく起きます。インターンメンバーも発言しやすい環境で、私も度々、感じたことを共有していました。すると、それを起点に他の人の思いが重なって、AかBではない新しい結果にたどり着くことがあって。そんな流れを経験するうちに、「自分が感じたものには何かしらの意味があるし、価値があるんだ」と思えるようになっていきました。自分の感覚に自信が持てるようになったことで、過去の直感的な選択も肯定できて、その先にいる今の自分自身に対しての自信にも繋がりました。「できること」の積み重ねの先に、「やりたいこと」が広がっていく ーZaPASSではどのような仕事を担当していますか?幅広い業務を経験させてもらっています。初めはできることから少しずつ関わっていき、徐々にやりたいことにも手を挙げて、仕事範囲を広げていきました。ZaPASSで働き始める前は、やりたいことは特にないタイプだったので、仕事の中でやりたいことがたくさん生まれている今の状態に、自分でも驚いています。できることが少しずつ増える中で、見える範囲が広がっていって。そうして、自分ごとの輪と「やりたい」と思えることが相乗的に広がっているように感じます。私にとって、本当に大きな変化です。[大門さんがZaPASSで担当している業務内容]・新しいメディア(ZaPASS MAGZINEやbeing)の立ち上げ、運営・ZaPASS広報業務全般・ZaPASSコーチング(コーチをマッチングするプラットフォーム)の運営(コーチのマッチングとカスタマーサポート)・ZaPASSコーチ養成講座の運営(現在は、コーチ養成講座の事業部長を担当)・ZaPASS道場(コーチ養成講座修了生用の学び合いコミュニティ)の運営・新卒採用などあきらめずに納得する方へ模索していく ーZaPASSメンバーとして働く上で、大切にしていることはありますか?ZaPASSはまだまだこれからのスタートアップ企業なので、常に新しい何かが生まれる環境で、みんな試行錯誤しています。メンバーそれぞれが仮説を持ち、その時必要だと思ったことを実行して歩みを進めているので、私も自分で考えて動かなきゃいけないということを学びました。 ZaPASSには「感情からはじめる」「対話で繋がる」「Z軸を求める」という三つのValueがあります。感情や対話を大切にしていることはここまでの話で伝わると思うのですが、Z軸を求めることも、日常的に意識しています。妥協して二者択一で選択するのではなく、第三の道である「Z軸」を追い求めようというカルチャーが浸透しています。例えば、ZaPASSに関わる方々は働き方が多様で、働き方に関してもZ軸を追い求めていたり、事業施策を考える時にも「これってZ軸がないかな?」という会話があったりします。自分の中で勝手に諦めたり、妥協することって無意識的に起きてしまうと思いますが、簡単には諦めないメンバーの姿勢をみて、日々ハッとさせられます。 ー今後どんな方にZaPASSメンバーとしてジョインしてもらいたいですか?「自分自身の想い」「人の想い」に対して真っ直ぐ向き合いたいという想いのある方でしょうか。自分自身の在り方が重要なコーチという職業と同様に、コーチングサービスの運営としても、自身の在り方を探求し続ける姿勢が大切だと思います。逆に、「やりたいこと」や「何かを実現したい強い思い」は必ずしも持っている必要はない、というのが持論です。私も大学生の頃は、やりたいことが湧き上がり、挑戦させてもらえる環境で、こんなに楽しく働いているとは思ってもみませんでした。自分の感情を大事にして、素直に行動することが想像以上のより良い未来を開いていく、と実感しています。この先、私自身もどうなるかわからないですが、今この瞬間の感情を大切にしていきたいです。そして、そんなZaPASSの世界観や雰囲気に魅力を感じてくださる方とご一緒できたら嬉しいです。[取材・文]石山尚実 [編集]横峯智子 [撮影]Yuta Sawamura