自分自身の強みについて聞かれた際に、自信を持って答えられる方は少ないのではないでしょうか。また、強みと弱みの関係や強みの伸ばし方について悩む方も少なくないはずです。この記事では、強みと弱みはどういった関係なのか、強みの効果的な伸ばし方や強みに対する基本的な考え方をプロフェッショナルコーチの金 陽信さんにお伺いしました。強みの発見・開発に特化したストレングスコーチングの無料面談はこちら強みを伸ばす?弱みを克服する?自分の強みを考える際に、強みをそのまま伸ばした方がいいのか、それとも弱みを克服した方がいいのかで悩む方は多いのではないでしょうか。「弱みを克服する」という考え方もあるのですが、大前提としてクリフトストレングス®では、強みと弱みは表裏一体となっているため、「弱みの克服」という概念は一般的なイメージとは異なります。強みにつながる資質を理解してそれを効果的に活用できるようになることで、弱みの克服につながるため弱みに目を向けるのではなく、自分の資質の理解の方が重要だといえるでしょう。クリフトストレングス®における強みとはクリフトストレングス®は、強みを「特定の作業において、ポジティブな結果をほぼ完璧に生み出す能力」と定義しています。一方で弱みは「自分や他人にとって問題の原因となる才能、技術、知識の不足や活用方法の誤り」と定義づけており、これらは表裏一体のような関係にあります。強みをもう少し深掘りしてみると、自分が無意識でも頻繁に行動する物事で確実に成果がでているものと言い換えられるでしょう。この観点では、弱みも「目的や目標を阻害するためについやってしまう問題行動」といえるため、そこに目を向けて違う方法が取れないか探すことで強みに変えられるのです。例えば分析思考と回復志向の資質がある人は、何かうまくいっていない物事に対して原因を探り、改善に導いていける思考です。何かトラブルがある際はいち早く真因を見つけ行動できますが、うまくいっている場合は分析はしても積極的な行動にはいたらないことがあります。逆にうまくいっている中でも常に「何か問題やリスクがあるのでは」と考えてしまい、周囲にネガティブな印象を与えてしまうこともあります。このように、他者から見ると「ネガティブ=弱み」に思われがちですが、視点を変えると強みともいえるので、強みと弱みは表裏一体といえるのです。クリフトストレングス®について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。【コーチ監修】クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)での自分の強みの見つけ方。コーチングを活用した方法もご紹介 強みの発見・開発に特化したストレングスコーチングの無料面談はこちら強みと弱みのどちらに注目すべき?自分は強みに目を向けたらいいのか、それとも弱みに目を向けた方がいいのかという疑問については、そもそも表裏一体でありどちらが正解というものは存在しないのです。今現在自分が置かれている環境や周りの人との関係性によっても変わりますし、感じ方の問題ともいえます。メタ認知することの重要性クリフトストレングス®では、強みや弱みについて考える前に、自分の思考や行動パターンを資質という形に分けて意識することができます。自分に対する自己理解が深まるにつれて、意識的に自分がどう感じているのか、自分の癖について客観視できるようになります。「こういう時にはこう考えちゃうな、こういう行動をしがちだな」と認識することで、「これも自分だな」と切り離して考えられるようになるのです。このように、ある種メタ認知できるようになると、自分が持っているカード(資質)の中からどのように課題と向き合っていけるのか、冷静に向き合うことができるでしょう。そのためには、自分がうまくいった時にはどのカード(資質)を使ったのか、失敗した際はどのカード(資質)を使ったのか、それぞれ理解することが重要です。強みも弱みも愛すべき自分の一部クリフトストレングス®を受験するとレポートで自分の強み(上位の資質)を確認できますが、上位の資質について詳細なレポートのなかでは、その資質が弱みになりやすい場面を「盲点」という形で記載されています。特に、回復志向が上位の方は資質のレポートをみてもに目がいってしまいがちですが、盲点に目を向けてそれを認識して扱えれば、それはもう「盲点」ではなくなるため強みとしてより活用することもできるでしょう。大切なポイントは「強みも弱みも愛すべき自分の一部である」と認識して大事にすることなのです。強みの発見・開発に特化したストレングスコーチングの無料面談はこちら強みを効果的に伸ばすポイント自分自身の強みを伸ばしたいと考える方は多いのではないでしょうか。実際にどうすれば伸ばしていけるのか強みを効果的に伸ばしていけるのか、3つの方法についてご紹介します。・自分の強みのもととなる資質を把握する・自分の資質の活かし方を把握し強みに育てる・ストレングスコーチの力を借りる自分の強みのもととなる資質を把握する当然のように思えますが、第一に自分の強みとなる資質を理解することが大切です。自分の強みが分からない、自分では見つけられないという方はクリフトストレングス®を受験しましょう。クリフトストレングス®では、34個の資質に順番をつけて自分が取ってしまいがちな行動や思考のパターン、いわば癖を教えてくれます。自分の資質の活かし方を把握し強みに育てる自分の資質を理解したら、それを強みとして活かす方法を把握しましょう。その際には、過去の成功体験や失敗体験を振り返り、それらの行動の元にはどういった資質があったのかを振り返ることが大切です。思考の癖や行動パターンに目を向けると、「あ、この成功の裏にはこの資質があったかも」「この時の失敗はこの資質の影響が大きそうだ」と認識できます。ストレングスコーチの力を借りる一人で自分の資質を客観視することが難しいという方もいるでしょう。そういう方はストレングスコーチの力を借りる方法をお勧めします。ストレングスコーチはクリフトストレングス®に精通しているので、資質の効果的な活かし方やさまざまな角度からのアプローチ方法を熟知しています。資質はそれ単体で活かされるケースもあれば、複数の資質が組み合わさって実力が発揮されるケースもあり、人によって活かし方は千差万別です。ストレングスコーチの力を借りることで、自分に最適な資質の活用方法が客観視でき、新しい資質の活用方法も気づかせてくれるでしょう。また、クリフトストレングス®のレポートについても、知識がない方は読み解くには難しいかもしれません。そういった場合にもストレングスコーチの力を借りると、理解が深まりレポートをスムーズに読み解くことができるでしょう。強みの発見・開発に特化したストレングスコーチングの無料面談はこちらストレングスコーチングの活用ストレングスコーチは、通常のコーチングとは異なりコンサルティング的なアプローチもあります。さまざまな人に対してコーチングを行った実績があり、「他のケースではこういう資質の活かし方もありますよ」といった情報を豊富に持っています。そのため、ストレングスレポートを通して、より自己理解が深まるようにさまざまな角度からアプローチが可能です。一般的なコーチングの場合、自分の中にあるものを引き出すことがメインですが、ストレングスコーチングではレポートを通して選択肢の幅を広げるサポートも行っています。強みを把握するためには34個の資質全ての理解が重要ですが、まずは自分が特に使っている上位5個の理解を深めましょう。ストレングスを長く続けていく上で、5個を10個に、いずれは34個全て理解できるようになり、自己理解が深まっていきます。また、コーチングを受ける中で自分の体験を通した資質の重要性についても知れるので、より理解を深めることができるでしょう。ストレングスコーチングについてはこちらの記事を参考にしてください。【コーチ監修】ストレングスコーチングとは?メリットや料金、おすすめな人について解説強みと弱みに関するよくある質問Q:盲点を克服するためにはどうしたらいいですか?盲点とは、自分の資質が目的や目標を阻害するものとなっているだけであり、自分がそういうことをしてしまうと理解してあげるだけで十分でしょう。それでも気になるという場合は、本当はどうしたかったのか、次にその場面に直面したとしたらどの資質を活用するか考えてみることをおすすめします。Q:トップ10の資質の中で相反することが書かれていることもありますか?相反していると感じるかもしれませんが、人や場面によって他人に違った印象を与えている可能性もあるかもしれません。レポートの中で自分が違和感を持っているポイントは、そのような観点を踏まえて自己理解を深めるきっかけにしてみるといいでしょう。まとめ強みと弱みは表裏一体の関係であり、強みを伸ばすためには資質を通じた自己理解を深めて、資質から強みの活かし方を理解することが大切だとわかったのではないでしょうか。自分一人ではなかなか強みを把握できない、客観視できないという方はぜひストレングコーチを利用しましょう。あなたの強みや強みの活かし方をさまざまな角度からサポートしてくれるはずです。強みの発見・開発に特化したストレングスコーチングの無料面談はこちら監修者/インタビュイープロフィール金 陽信氏:ZaPASS登録コーチゲーム会社のローカライズコーディネーターを勤めた後、SEを志し、ITベンチャーに転職。eCommerceソフトウェアのエンジニア、上場期の事業マネジャーを務め、上場後は事業を分社化し子会社の社長を務める。自社の経営に悩むなかで、コーチングの可能性に気づきコーチングを学ぶ。2020年から個人事業主として若手社会人や中小企業、スタートアップ経営者を対象にコーチングの提供を開始、現在ではコーチングや中小・中堅企業のデジタル戦略の設計、韓国・日本進出、定住外国人の就労・就学支援など幅広く取り組んでいる。■参考記事【コーチ監修】ストレングスコーチングとは?メリットや料金、おすすめな人について解説自分を知ったからこそ、余白を作り本来の仕事ができるようになった。スタートアップ経営者が語るコーチングの価値【重次コーチ×志村さん】“弱みや不完全さと共に生きていく”—たった3ヶ月で「人生の捉え方」を変えてくれたコーチコーチングはキャリア迷子の救世主。納得いく答えは、“人生のゴール”から逆算すること変えるのは現業ではなく”自己認識”だった。30代後半の私がキャリアコーチングを受けた理由【コーチ監修】自分の強みが分からない方へ!強みの見つけ方や獲得方法をご紹介【コーチ監修】クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)での自分の強みの見つけ方。コーチングを活用した方法もご紹介