「STORY with ZaPASS」は、ZaPASSとの関わりを切り口に、ZaPASSサービスのクライアントさまの人生やその転機ついてお伺いする連載企画です。今回お話を伺ったのは、ZaPASSコーチ養成講座5期の卒業生である田辺めぐみさん。プロダクトマネジメントを軸に独立し、現在はコンサルティングやプロダクトスクールの立ち上げを行なっています。今まで触れてきたビジネスの世界では当たり前だった「最短最速思考」。それを手放すことで、コーチとしてのマインドに近づき、本業にもいい影響が生まれたと話します。コーチ養成講座を通して経験した葛藤、そして変容のストーリーをお伺いしました。【田辺さんプロフィール】受講内容: ZaPASSコーチ養成講座 Basic、Step up受講受講時期: ZaPASSコーチ養成講座 5期生(2020年12月〜2月、2021年3月〜4月) 経歴:NTTデータで大手通信事業者のシステム開発を担当。新規案件や機能拡充のSEを経験後、プロジェクトマネジメントを実施。同システムの企画営業として、数十億規模のRFPや営業案件を担当。DeNAではソーシャルゲームの企画担当後、プロダクト責任者としてコンテンツ戦略・中期計画・施策検討・分析・実行を行い、MAU数はモバゲー内で1位に成長。スマートエデュケーションでは、おかあさんといっしょ・みいつけた!とのコラボアプリ「リズムあそび」のプロダクト責任者も担当。Google Playベストアプリ2013受賞。GooglePlay・AppStoreの教育カテゴリで1位獲得。フリーランスとして、アプリやwebのコンサルティングを行いながら、ストリートアカデミーでは、プロダクトマネージャーとして新規機能などのディレクションやマーケティングなどを実施。2015年からメルカリにてプロダクトマネジャーを経て、子会社のソウゾウを立ち上げメンバーとして、会社のミッション設定なども実施、メルカリアッテのプロダクトオーナーを経験。メルペイにてオンライン決済事業、OMO事業、新規事業系のプロダクト責任者を担当。その後、2021年1月から株式会社Sparkjoy代表として、プロダクト開発のコンサルティングやプロダクトスクールを運営中。迷うこと、悩むことを避けてきた。常に即断即決をしてきた今までの自分ーコーチングとの出会いはどのようなものでしたか?2021年1月に前職から独立し、株式会社Sparkjoyを設立したタイミングで、以前から気になっていたコーチングを受け始めました。前職では社内でコーチングを受けられる制度があったので、身近にコーチングを受けている人がたくさんいて、良いという口コミは聞いていました。経営者になり、やれることの幅が一気に広がったので、自分自身としっかり向き合うためにも、と思い、最初の3ヶ月は月に2回、その後は月に1回、コーチングを受けていました。ー実際にコーチングを受けてみて、いかがでしたか?コーチングを受け始めてから気が付いたのが、私は今まで何事も即断即決で、自分としっかり向き合ってこなかったんだ、ということです。迷うこと、悩むことにストレスを感じ、それらをネガティブなこととして捉えていたので、常にアクセル全開で走り続けることが私にとっての当たり前になっていました。そこから、コーチングを受けたり、コーチングを学ぶようになって、少しずつ変化が生まれていきました。いつも高速道路を全速力で走り続けるのではなくて、時には立ち止まったり、周りの景色を見てみると、その緩みが屈伸の役割を担って、より高いジャンプができるような感覚を知りました。体感するまでには時間がかかりましたが、その感覚を知れたことは、大きな発見でしたね。ーZaPASSでコーチングを学ぶことを決めた理由は何でしたか?実践的に学ぶことを求めていた私には、他のスクールよりもZaPASSがフィットしそうだと感じたからです。ZaPASSを知ったきっかけは、友人がZaPASSのコーチ養成講座を3期生として受講していたことです。facebookでZaPASSのコーチ養成講座がおすすめだと紹介していたので、直接相談しました。他にも自分でいくつかのコーチングスクールをリサーチしましたが、他のところは資格取得に特化した内容だったり、座学が中心だったりするところが多い印象でした。ZaPASSは、自分が求めている実践重視の講座だったので、ZaPASSで学ぶことを決めました。多様な受講生との出会いによって、当たり前を手放せるようにーコーチングを学ぶプロセスはどのようなものでしたか?それまで自分自身とあまり向き合ってこなかったことに気が付いたので、まずは毎朝ジャーナリングをして、自分が感じていることを書き出すことから始めました。続けるうちに、自分の思考の偏りに気が付いたり、悩んでいる状態を客観的に捉えられるようになっていきました。毎日同じような悩みを書き続けているな、とはっとしたこともあります。それを繰り返す中で、悩んでいる自分を受け入れられるようになっていきました。以前は、常にポジティブでいないといけないと感じていたのですが、今は、“悩んでいるということは、即断即決できないような状況にチャレンジできていることだ”と、ポジティブじゃない自分も受け入れられるようになりましたね。ーコーチングを学ぶ中で一番苦労をしたのはどんなところですか?「最短最速思考からの脱却」ですね。今までネットビジネスの環境に身を起き、スピードが命という世界でお仕事をしてきました。「最短最速思考からの脱却」は、コーチ養成講座でまず最初に学ぶのですが、その感覚を受け入れるのには、1年ぐらい時間がかかった気がします。頭ではわかっていても、気持ちがついてこないと言いますか・・・。講座で学ぶ内容と実生活での体験がリンクしてからは、最短最速思考から脱却する感覚を少しずつ受け入れられるようになっていきました。例えば、会社を設立してからは、新しいことや得意じゃないことに取り組む場面も多々あって、そういうチャレンジはとても時間がかかります。周りがどんどん新しいことにチャレンジしていたり、結果を出していたりするのを見て、焦る自分がいました。でも、少し時間が経ってから、悩んだ経験で得た学びを別のところに活かせそうだという感覚を持てるようになったりして。時には遠回りをすることも悪くない、と思えるようになっていきました。また、コーチ養成講座を共に学ぶ多様な受講生と、お互いの価値観を共有することも参考になりました。自分にとっては最短最速思考が当たり前でしたし、普段一緒に仕事をする方も自分と似たような感覚の人が多くて。でも、受講生の中にはそういう感覚を持っていない方もいました。例えば、日本一周しながらコーチングをしている方がいたり、自分とは違う感覚で多様な選択をしている方々のお話を聞くのが楽しかったです。ユニークで面白い人が多かったですね。ー傾聴について学んで、どのような変化がありましたか?大きく変化したのは、コンサルティングを行う際のコミュニケーションです。コーチングを学ぶ前は、“畳み掛けるように話す”という癖があり、1on1やコンサルティングでも、相手より自分が話をしている時間が長かったと思います。例えば、スタートアップの社長の悩みを聞く機会があった時には、相手の話を軽く聞いた後に、自分の提案の時間を長く取っていたりしました。コーチングを学んでからは、より相手の話を引き出し、聴けるようになりました。クライアントとしてご一緒する社長も、「提案してほしい」より「話を聞いてほしい」というニーズを持っていることが少なくないんですよね。相手の話をより引き出すことで的確なアドバイスができるようになりましたし、ヒアリングの時間を長くすることで満足度が上がるケースも出てきました。プロのコーチにならなくてもいい。コーチングを学び、本業で新たな道が拓けていったーコーチングを学んだことで、お仕事にどのような影響がありましたか?私の場合は、プロのコーチになるよりも、すでに自分が持っているものとコーチングを掛け合わせてビジネスに活かしていきたいと思うようになり、実際にそのような形で活用しています。一番大きく影響があったのは、先ほどお話しした通り、コンサルティングを行う際のコミュニケーションです。それ以外だと、最短最速思考を少し手放せたことで、幅があるチャレンジができるようになったことでしょうか。例えば、私がやっているプロダクトマネージャーは新しい職種なので、なかなか先輩が見つかりません。そこで、プロダクトマネージャーを志す後輩たちのためにと、Twitterを通してメンティーを募集してメンターをやり始めました。メンティーの話を聞く中で彼らのニーズに気が付き、プロダクトマネージャーのためのスクールを作ることを決意したんです。また、かつてはプロダクト開発だけに注力してきたのですが、最近は女性活躍/ダイバーシティ推進の財団に関わるなど、周辺領域で副業をしてシナジーを生み出すような働き方を選択できるようになってきました。一見、すぐにはビジネス的な結果につながらなさそうな取り組みにも、最短最速思考を手放してチャレンジできるようになり、自分のビジネスの進め方に変化が出てきたと感じています。ー最後に、ZaPASSでコーチングを学ぶことを検討されている方にメッセージをお願いします。私はZaPASSで、「コーチングは“自分の願いを引き出すこと”」だと学びました。そういう認知が広まるといいなと思っています。ZaPASSは、受講生同士でペアコーチング(ペアになってコーチングをし合う練習方法)をたくさんして、その中でわからないことを講座で聞くスタイル。実践ベースで学んでいけるのがとても面白かったです。Step Upでは、自分でコーチングのクライアントを集客して、セッションの値段を決めて、実際にお金をもらってコーチングをしてみたりと、私が期待していた以上に実践的で驚きました。私のように、実践的に学びたい方にオススメです![取材・編集] 横峯智子・大門史果、[撮影] 戸谷信博※撮影場所:NagatachoGRiD※コーチ養成講座ウェブサイトはこちら【ご案内】コーチング解説資料&セミナー動画無料プレゼントここまで読んでくださった方に、ビジネスパーソン向けコーチングスクール「ZaPASSコーチ養成講座」監修の解説資料と、2.5時間分のセミナー動画を無料プレゼントいたします。よろしければお役立てください。プレゼントの受け取りはこちら