今回お話を伺ったのは、ブランディング支援企業で働く水谷直人さん。水谷さんは、ZaPASSコーチングキャリアを経て、自身の感情を見つめ、中長期的な“在りたい姿”が見つかったと言います。結果、生きやすさも手に入れ、HRテック企業に転職を決めました。水谷さんが全9回を通じて体験したキャリアコーチング・ジャーナリングについてお話を伺いました。-----------------------▼変化の概要感情を見つめることから始め、“本当の願い”を見つけた。人生が生きやすくなり、転職も成功した。▼Before目の前の仕事を必死に頑張ったら、キャリアが積み上げられていくと考えていた。しかし、川下り型のキャリア観では「生きる」と「働く」につながりが見いだせず違和感があった。▼Afterコーチングで蓋をしていた感情を見つめ、「今後、自分の人生をどうしていくのか」を考えた。感情を大切にして逆算した結果、納得いく転職ができ、生きやすさも手に入れた。-----------------------※今なら無料体験キャリアコーチング提供中「生きる」と「働く」をつなげたいーZaPASSコーチングキャリアのスタート前は、どんな状況でしたか?当時、なんとなく転職を検討していました。そんなとき、ZaPASSのイベント『「このままでいいのかな?」心の中で芽生え始めたら…コーチと考える、「働く」と「生きる」をつなぐキャリアワークショップ&対談』に参加したのです。そのとき、「働く」と「生きる」をつなげるのは、非常に大事なテーマだと感じました。イベント参加前から、「生きる」ことから「働く」を切り離して、ただ「働く」ことだけを考えるのは少し違うなって、違和感があったんですよね。エージェントや企業の面接を受ける前に、一度「自分がどういう生き方をしたいのか」を考えたかった。どちらかと言えば、エージェントと話すより、コーチと話す方がより自分自身の納得度が高くなるんじゃないかと思い、コーチングキャリアに申し込みました。ー水谷さんの場合、定期的なコーチングも受けておられ、さらにコーチングも学ばれていますよね。コーチングキャリアを受けたいと思ったのは、なぜですか? 通常セッションでは、考えられていないことが2つあると思っていました。1つ目は「中長期的な在りたい姿」を描くこと、2つ目は中長期的な視点で「どういう働き方があるか」を考えること。通常セッションでは、1年後の在りたい姿にフォーカスして話を進めていました。でも、「中長期的に自分自身がどう在りたいのか」「中長期的な在りたい姿を捉えた上でのキャリア」は考えきれていなかったんです。今思えば、中長期的な視点がないことで、不安を感じていたのかなと思います。私のキャリア観はどちらかというと「川下り型」。目の前のことを必死に頑張っていたら、キャリアが積み上げられていき、やれることが増えていくという考え方をしていました。ただ、今後のキャリアや転職を考えたとき、「なかなか先が見えない」とも感じていて。面接を繰り返していくより、逆算的に「自分の在りたい姿」からキャリアを考えた方がいいんじゃないかと思いました。面接を受けても「どう在りたいのか?」は必ず聞かれるだろうし、自信を持って「自分はこうしていきたい」と言いたかったんです。※今なら無料体験キャリアコーチング提供中“怒り・不安・恐れ”。感情を受け入れたら、決められた“在りたい姿”ー全9回のうち、序盤セッション(1〜3回目)は、どのように進みましたか?序盤のセッションでは、自己受容がテーマでした。僕の場合、体験セッションで張コーチから「水谷さんから怒り・不安・恐れのような感情を強く感じます。そこに対して、まず出してみることから始めませんか?」とご提案頂いて。当時の私は、コーチと早くキャリアの話をしたかった。でも、張コーチからのご提案を受けたワークを使って自分自身が感じている怒りを出していきました。セッション後も、怒りに関するワークを宿題としてやりつつ、過去に感情が動いた場面も深堀りしていきました。そうすると、「違和感を感じたとしても、限界を迎えるまではやり抜く」そんなOSが自分自身の中にあると気がついたんです。ーキャリアの話をする前に、自己受容の対話を重ねられたんですね。感情から始めた効果は感じられましたか?感じましたね。頭ではなく、心の内から出てくる本音を見つめられました。怒り・不安・恐れを口に出してみて、自分自身「本当はこう思ってるんだ」と気づきやすくなったと思うんです。口に出した言葉が身体感覚と共に出てくるような感覚。この2回のセッションがあったからこそ、その後、身体を主にした言葉が出てくるようになったと感じています。3回目のセッションでは、「200点満点の未来は何か」がテーマでした。“存在だけでエネルギーを与えられる人”になりたいと答えました。ここで大きかったのは、100点の未来じゃなくて「200点の未来」を口にしたことだと思っています。100点だと自分だけの範囲。200点だと自分以外の誰かにも影響を及ぼす範囲じゃないかと考えて、視座を上げられたんです。ー中盤のセッション(4~6回目のセッション)は、いかがでしたか?序盤のセッションで「存在だけでエネルギーを与えられる人になりたい」という大きな方向性が見えていました。たとえば、ZaPASS 運営メンバーの横峯智子さんのように、会うだけで元気もらえる人。中盤のセッションでは、目指す方向に近づくためにどうするかを考えていきました。たとえば、尾道(広島県)へ行くのもアリなんじゃないか、と思い浮かぶようになってきました。ただ、今の会社で働くことや転職に対して、重く受け止めていた時期でもありました。張コーチからは「ライトにできることから、やってはどうでしょう?」とのご提案もいただきましたね。そうして、6回目で“存在だけでエネルギーを与えられる人”とはどういう人なのか、を改めて考えていきました。同時に転職エージェントでも模擬面接を実施し、試しに数社受けていました。どういう企業を受けていくかを具体的に考えながら進んでいましたね。ー終盤(7~9回目のセッション)は、いかがでしたか?新しい方向性がある程度見えている中で、これまでのセッションを振り返りながら「何を大事にしていきたいのか」をもう一度考えていきました。2023年の1年間は、仕事面で非常に苦しい年でした。「自分自身が足りないところをどうにか埋めなきゃ」と思っていて。でも、スキルや成果では、思った以上の結果は出てこなかったんです。本当に苦しかった。でも、当時在籍していたZaPASS コーチ養成講座の卒業生が集まるコミュニティ(通称:道場)を通じて、改めて自分が好きな物や周囲の人達にたくさん助けて貰っていることに気づけました。そして、今まで足りないところしか見えていなかったけれど、頑張ってきた自分も見えてきて「よく頑張ったな」と自分を受容できる感覚を持てたんですよね。そして、8回目のセッションで「今の仕事はやりきった」と思えたんです。自分自身、「現職を続ける意思がないんだ」と気づいた瞬間でもありました。それまではずっと「どれだけ苦しくても何とかしてやるんだ」と思っていたんですが。心の中で「今の仕事とどう向き合いたいのか」がモヤモヤとしてずっと残っていて。仕事について話す時、「耐える」という単語を繰り返し使っていたんです。改めて、「仕事はどうしていきたいんですか」と問われたとき、「こうしたい」というwant toが出てこなかった。そうして、「もうこの職場に居続ける意思がないんだ」と気がついたんです。言葉にできたことで、職場に居続ける意思を持っていない自分も受容できるようになっていました。その後は、「転職をしよう」という気持ちに切り替えられ、本気で転職活動に向き合っていけました。※今なら無料体験キャリアコーチング提供中ー転職活動はどのように進めていかれたのですか?キャリアコーチと転職エージェント、両方のサービスを並行して利用していました。キャリアコーチングでは、エージェントが提示してきた10社のうちから「どの企業を選定するのか」を話していました。自分の中で、仕事も尾道へ行くことも全力でチャレンジすると決めていたので、スケジュール的にも3社くらいを受けるのが限界。コーチングで自分自身が行きたい方向性が見えていたので、決めやすかったですね。一方、エージェントとは「受かるためにどうするか」について話をしてました。転職先の面接官にどのような成果やエピソードを伝えるか。伝え方、見せ方をブラッシュアップして、面接官にその企業で働くイメージを持ってもらえるように面談を行っていました。エージェントと話す場では、自分から「こうしていきたい」と言わないと、転職しやすい企業や現職の経験やスキルを生かしやすい企業が紹介されます。そうすると、転職の軸がエージェント起点になってしまう。そのまま面接へ行った場合「当社で何をしたいのですか?」と聞かれたとき、自分の内から出た言葉で答えられず、相手にも自分軸で転職先を選んでいないことが伝わってしまうと思いました。当たり前ですが、転職エージェントは、“クライアントに転職させること”が目的です。そうすると、「どんな生き方をしていきたいですか?」という問いをもらっても、方向性が一つしかない。転職はより良い人生にするための一つの方法でしかないのに。自分でエージェントに「こうしていきたい」「こんな人生を歩みたい」と伝え、方向性を決めていくことが大切だと思いました。※今なら無料体験キャリアコーチング提供中中長期のキャリアは「見えるものではなく、決めるもの」ー水谷さんは目の前の仕事を頑張ってきて、中長期の目標がなかなか設定できずにおられましたよね。コーチングキャリアを受ける前の自分に、どんなメッセージを送りますか?中長期のキャリアは「見えるものではなく、決めるもの」だと伝えたいですね。コーチング開始当初、私自身「中長期的なキャリアって本当にあるのかな?」と半信半疑な気持ちでセッションを受けていましたが、最終的に「こうしていきたい」と未来が見えてきました。そして、「仕事も尾道へ行くこともチャレンジしたい」と自分自身で決めました。でも、決断の先にどんな未来を描けるのかがわからず、不安に感じてしまうこともあって。実際、3社受けて2社落ちたので、不安を感じていました。その不安に対して、「やっぱり不安を感じるよね」と受けとめるようにしました。「本当にこれでいけるのかな」と考えることもありましたが、ジャーナリングやコーチングで「今、不安な気持ちなんだ」と目をそらさずに見つめていきました。最後の最後まで、ずっと不安と恐れが続きましたね。ー不安と恐れの感情に蓋をせずに向き合い続けた。そして、目標に向けて行動したんですね。そうですね。蓋をしてしまうと、自分自身の未来に対してワクワクしなくなってしまいます。無意識のうちに、不安を感じない方向へ逸れていく道を選んでしまう。気づいたら、「あれ?これでいいんだっけ?」と立ち止まり、負のループにハマってしまいそうだと思ったんです。不安や恐れがあってもその気持ちに向き合い続けると、「もっと面白いものがあるんじゃないか」「もっと違う世界や選択肢があるんじゃないか」とワクワクしながら考えられました。日々のジャーナリングで言語化された“本当の願い”ージャーナリングのサービスもご活用いただいていましたね。どうでしたか?朝、LINEでジャーナリングの「問い」が来るのは、非常によかったですね。それまでも日記を書く習慣はあったんです。いつも自分で問いを考えていたのですが、LINEで問いを頂くことで「考える前に、まず書いてみよう」と思えて、ハードルが下がりました。1〜2ヶ月続けていくうちに、習慣化されていった感じです。最初は「綺麗に書かなきゃ」「人に見せてもいいものを書かなきゃ」と意識していたんです。でも、月日が経つにつれ「読めなくてもいいから、自分自身が思ったことをそのまま書こう」と思い始めて。それで、「グチャグチャでもいいから書いてみよう」と思ったんです。「読めなくてもいい」と思えたのは大きかったですね。何にも囚われずに書き続けていたら、「自分らしく笑っていたい」と書いていました。とにかく書き続けたことによって、この言葉が出てきたのかな、と思っています。“より良い人生にしたい”と真剣に思っている人におすすめーZaPASSコーチングキャリアをどんな人におすすめしますか?一旦立ち止まって、「今後、自分の人生をどうしていくのか」を真剣に考えてみたい人には、すごくおススメですね。一定のコストはかかりますが、「方向性を見定めたい」「改めて自分自身に気づきを得たい」と考えている人には、とてもいいと思います。想定外のゴールが見つかる可能性もあると思うんです。A地点がゴールだと思っていたのが、本当はAダッシュだったみたいに。コーチング的な関わりじゃないと、想定外のゴールを見つけるのは難しいと思いますね。コーチングキャリアを受けて、私は自分に「本当によくやった。成長したから、もう大丈夫」と声をかけられるようになれました。半年前までは「まだまだ足りない」とばかり言っていたのに。また、以前の私は、自身の怒り・不安・恐れ等のマイナスの感情をギリギリになってからしか出せなかった。でも、セッションを通じて、マイナスの感情に向き合い、受け止められるようになりました。そうすると、不安があっても「今までも何とかなってきたから大丈夫」「助けてくれる人もたくさん側にいるよ」と自分で声をかけられて、余白を持てるようになったんです。「助けて」と言えるようにもなってきました。自己受容ができるようになって、自分が感じていることを場に出す怖さがなくなってきたからだと思います。怒り・悲しみ・迷い・喜びなど、セッションを通じて沢山の感情をともにすることができました。張コーチからも「大きく変わりましたね」とフィードバックいただいて、さらに自分に対する信頼感が増しましたね。今の自分を手に入れたのは、転職先を見つける以上に大きなことだったと思います。真剣に自分の人生について考えたいと思っている人は、コーチングキャリアを受けて欲しいです。おすすめします。[文]平谷愛 [編集]大久保亮佑※今なら無料体験キャリアコーチング提供中■関連記事転職相談にキャリアコーチングがおすすめな理由とは?キャリアコーチングの選び方、活用方法をご紹介キャリアコーチングは自己分析に最適!その理由と効果を高めるポイントをご紹介30代のキャリア相談は誰にしたらいい?キャリアコーチングがおすすめの理由をご紹介20代のキャリア相談は誰にしたらいい?キャリアコーチングがおすすめの理由をご紹介キャリアコーチングを学ぶためにおすすめの本をご紹介!メリットや本以外の学習方法も解説キャリアアップとは?転職でキャリアアップさせるための秘訣や注意点をご紹介キャリアプランとは?具体的な作成方法や思いつかない場合の対策をご紹介自分軸とは?自分軸を大切に生きることのメリットや作り方を解説30代が仕事で何がしたいか分からない時はどうしたらいい?解決策をご紹介【コーチ監修】女性のキャリアプランはどう立てる?実現する方法やポイントを解説「3年後・5年後・10年後の自分」とは?キャリアプランの考え方や回答例を紹介【コーチ監修】自己理解とは?必要性やコーチング等で自己理解を深める方法をご紹介【コーチ監修】ロールモデルとは?女性のロールモデルの例や見つけ方をご紹介人生の輪(バランスホイール)とは?書き方やコーチングにおける活用法をご紹介自己理解に役立つライフラインチャートとは?作り方やコーチングにおける活用法をご紹介キャリアコーチングとキャリアコンサルティングの違いは?メリットや向いている人を解説