今回お話を伺ったのは、不動産業を営む経営者 金午実さん。金さんは「やるべきことは分かっているのに実行できない」日々を過ごしていました。「自分の思考の癖を見直し、行動を変えたい」と考えた金さんは、思考の癖に特化した「ZaPASSブレイクスルーコーチング」に申し込み、「癖を意識できたことで、少しずつ行動が変わった」と語ります。そんな金さんに、6回のセッションを通じて体験したコーチングについてお話を伺いました。-----------------------▼変化の概要自分の思考の癖に気づき、現実に向き合う選択を意識することで、行動が変わり、PDCAを回せるようになった。▼Before面倒なことを先延ばしにしがちで、都合の悪いことから目を背ける癖があった。前向きに考えることで問題を深掘りせず、慎重さを欠いた判断をしてしまうことも。▼After思考の癖を理解し、現実を受け入れる選択を意識。マイルールやペナルティを取り入れることで、決めたことを確実に実行できるようになり、業績向上にもつながった。-----------------------ZaPASSブレイクスルーコーチングの詳細はこちら“面倒くさいこと”は先延ばしにする癖―“思考の癖“特化型コーチングのスタート前は、どんな状況でしたか?ZaPASSのパーソナルコーチングを継続的に受けていました。とても自分に合っていると感じていたのですが、扱うテーマは広く「思考の癖」だけに限られていませんでした。そんな中、ZaPASSから「思考の癖」に特化したサービスがリリースされたと知り、興味を持ったんです。実は、自分でも気づいていない無意識の思考の癖があると感じていました。たとえば、面倒くさいことを先延ばしにする癖。冷静に考えれば、今日やらなければいけないとわかっているのに、つい先延ばしにしてしまう。やりたいタスクから先に取り組んでしまうことがよくありました。―梅村コーチの体験セッションは、いかがでしたか?梅村コーチと対話すると、考えが整理されて、たくさんの気づきが得られると感じました。問いに応えていくうちに、無意識にある思考の癖が少しずつ浮かび上がってきたんです。「もっと深く知りたい」「さらに気づきを得たい」と思い、プランを受けることにしました。先延ばし癖で「楽できる」メリットを得ていた―1,2回目のセッションは、どのように進みましたか?まずは自覚している思考の癖について、梅村コーチと対話をしながら言語化していきました。最初に気がついたのは、「都合が悪いことを見てみぬふりをする」癖です。たとえば、会社の業績が悪くても、原因を軽く考えて終わらせてしまう。「終わったことを考えても仕方ない」と、深く分析せずに流していました。あるいは、「都合が悪いことがあったけれど、こんな経験ができたから良かった」とポジティブに変換する。前向きな姿勢は一見良さそうに見えますが、都合が悪い事実に真正面から向き合わずに逃げているだけ。その結果、業績の低迷が続いていました。次に、梅村コーチから「うまくいかなかったときに目を背けることで、金さんは何を得ているんですかね?」と問われました。まさに、目から鱗の問いでした。考えてみると、私は目を背けることで“楽をしていた”んです。目を背けると、ストレスを感じずに済み、精神的に楽ができるし、すぐに行動しなくても済みます。でも、楽ばかりしていたら、会社が傾いて、大変な思いをする。それが分かっているからこそ、これからはメリットとデメリットを考え、「今まで通り、目を背ける」か「現実を受け入れ、手を打っていく」ことを意識して選ぶことにしました。目を背けることによるメリットストレスを感じずに済み、精神的に楽ができるすぐに気持ちを切り替えられるすぐ行動しなくてもいい目を背けることのデメリット問題が蓄積し、より大きなリスクを生む本当の原因が見えなくなるしっかり分析しないため、同じ失敗を繰り返してしまうリスクが高まる。今までは無意識に“楽をする”という選択をしていましたが、そこに「現実を受け入れ、手を打っていく」というもう一つの選択肢を加え、あえて「どちらを選ぶのか」を意識して選ぶことにしたのです。―目を背けてしまう行動は、どのようにして培われたのでしょう?振り返ると、私は「ポジティブに物事を捉えるべき」という自己啓発書の考えに大きく影響を受けていました。もちろん、前向きに考える姿勢は大切です。でも、今思えば、自分の都合の良い部分だけを見て、都合の悪い部分には目を向けない癖がついていたのかもしれません。「大丈夫。明日があるさ。」そうやって自分を納得させることが、気づかぬうちに一番の障壁になっていたのではないかと思います。もともと、私はリスクをさほど怖がらないタイプです。だからこそ、「もしかしたら、このままでも成功できるかもしれない」と楽観的に考え、慎重さを欠いてしまうことがあったのです。ZaPASSブレイクスルーコーチングの詳細はこちら「決めたことを守れない癖」からの脱却―中盤のセッションはいかがでしたか?中盤のセッションは「マイルール」がテーマでした。マイルールとは、たとえば「毎月〇〇をすると決めること」です。私の場合、マイルールを決めていても、後から入ってきた用事を「こちらの方が重要」「こちらの方が緊急だ」と判断し、もともと取り組むはずだったタスクを先延ばしにしてしまうことが多くありました。その結果、やるべきことが後まわしになり、結局やれないままになってしまうことが増え、デメリットの方が大きくなっていたんです。でも、セッションを通じて気づいたのは、「マイルールを決めた後は、何も考えずに、最初に決めた通りにやった方がいい」ということでした。優先度の高低に関係なく、最初に決めたことを守る。トータルで見たら、その方が絶対良いとわかったのです。実際に、決めたことに無心で取り組むようになってから、状況が良くなってきたと実感しています。「マイルールは徹底して守る」という新しい基準を取り入れたことで、行動も変わってきています。―習慣や行動を変えることに、難しさはありましたか?ありましたね。やはり「必ずやるぞ!」という気合いだけでは、ルールを守ることは難しいですから。梅村コーチから「このルールを破った場合、どうしますか?」と頻繁に問われたことで、私は自らペナルティを設けることにしました。もし守れなかった場合にどうするのかを、予め決めておいたのです。たとえば、これまでは財務管理を感覚的に行っていました。そこで、具体的なマイルールとして「財務諸表や試算表のこの部分を10分以上見る」というルールを作り、「毎月やることリスト」に加えました。もちろん、「これを見ることに意味はあるのか?」「今月は止めておこうか」と迷う瞬間もあります。でも、そうした迷いを断ち切るために、「マイルールを守らなければ、来期自分の役員報酬を上げるのは禁止」というペナルティを設定しました。この仕組みを取り入れたことで、「やるかどうか迷う」のではなく、「決めたことを実行する」ことに意識が向くようになりました。―全体を通じて、どのような変化がありましたか?一番大きな変化は、立ち止まって自分の思考の癖を深掘りするようになったことですよね。そこで得た気づきが大きく、今までできなかったことが実行できるようになりました。その結果、決めたタスクに対してきっちり実行できるようになったのです。これらのタスクは、やればやるほど業績が上がると分かっているもの。それにもかかわらず、以前の私は「できない」状態を繰り返していました。PDCAは研修などで学び、「成果が出る仕組み」として理解していたものの、実際には継続できていない部分が多くありました。でも、今回のコーチングを通じて、PDCAがしっかり回せるようになりました。今では、「PDCAを回し続ければ確実に成果が出る」と実感し、それを仕組みとして定着させることができたと思います。ZaPASSブレイクスルーコーチングの詳細はこちらやればいいと分かっているのに、行動できない人におすすめ―このサービスをどんな人におすすめしますか?「未来をこういうふうに変えていきたい」というビジョンはあるものの、決めたことができない人や、何をどう変えていけばいいのかわからない人におすすめです。このサービスを通じて、自分の思考の癖を知ることで、無意識のうちに生じていたボトルネックを外し、納得いく形で努力できるようになると感じています。また、「つい、サボってしまう」「面倒くさがりで行動に移せない」「合理的に物事を判断できない」と悩んでいる人にもぴったりです。自分の思考の癖を理解し、行動を変えていくきっかけをつくれます。ZaPASSブレイクスルーコーチングの詳細はこちら[文]平谷愛 [編集]大久保亮佑