コーチングの効果を最大にして費用対効果を高めるには、コーチングを受ける準備を整えておくことが大切です。この記事ではコーチングを受ける際の準備について、コーチ側の視点からアドバイスとして解説します。特にコーチングを初めて受ける方におすすめの内容となっていますので、よく読んで参考にしていただけると幸いです。今回はZaPASSのパーソナルコーチング事業部における運営コアメンバーである船倉真道さんにコーチングを受ける準備について、お話を伺いました。船倉さんは、過去450名以上のクライアント様との面談を経験しており、コーチングを初めて受講される方々に向けてのご支援経験を持っています。なお船倉さんは、運営としてだけではなく登録プロコーチとしてもご活躍されています。コーチングを受ける際の大前提コーチングは自分の内面にある想いや感情と向き合う必要があるため、主体的に臨むことが重要です。とはいえ、コーチングを受けるのが初めての方やコーチングを受け慣れていない方には、主体的に臨むことが難しく感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事で解説するコーチングを受ける際の準備をヒントにして、コーチングの時間をより良いものにしていただけると幸いです。ただし、事前準備は推奨ではありますがマストではないので、囚われすぎないようにしましょう。何か1つでも取り組むことができれば、今後のコーチングを受ける際のインパクトが変わっていくと思うので、ご自身に合った準備を進めていきましょう。コーチングを受ける側の事前準備5つ1.悩みを書き出し、テーマを設定するコーチと話す前に自分で悩みを整理して、テーマをどれにするか考えられている状態でコーチングに臨むのがおすすめです。コーチングにどんなことを求めているかを書き出して、コーチにどのような関わり方をして欲しいかを考えましょう。セッションで自分の内面としっかり向き合うことが大事になるため、考えがまとまっていない状態でも書き出してみることが大切です。形式は特に決まりはありませんが、PCやスマホよりも紙とペンを使って書き出すのが良いでしょう。自分で文字を書くことにより、思考のスピードを下げることができ、自分が大切にしていることに気づきやすかったり、モヤモヤしている感情に気づくことができ、しっかりとセッションで扱いたいテーマを考えることができます。書き出して1回忘れると思考の引き出しが増える自分の状態を認識するのは大事ですが、書き出したことは一度手放して、コーチと話してみて感じたことや思ったことを優先して対話をする方がおすすめです。セッションの1週間前に悩みを書き出してしまうと時間が経ってしまい内容を忘れてしまう可能性があるため、書き出すタイミングとしては、セッション前の24時間以内が望ましいでしょう。ただし、自分の状態を認識するばかりに気を取られず、セッションで話してみて感じたことを優先して、セッションを受けるようにしましょう。思考を書き出す際は、以下のような内容を記載いただけるとスムーズに書き出すことができます。・今感じていること・今モヤモヤしていること・前回のセッションからどんな変化があったか・このセッションの後どんな風になれたら良いか・今の自分の状態が理想100%中、何%なのか過去、現在、未来に目を向け、自分の素直な感情にアクセスしましょう。テーマ設定について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。コーチングのテーマはどう決める?テーマが重要な理由やテーマの具体例をご紹介ここまでテーマ設定について解説しましたが、コーチングを受ける際には絶対にテーマ設定が必要というわけではありません。特に初めてコーチングを受ける方で、セッションのテーマ設定が難しい場合はコーチに相談してみると良いでしょう。2.前後の予定15分を空けるコーチングセッションでは自分の内面と向き合うため、自分の状態を切り替える時間を作るために、セッションの前後15分を空けるのがおすすめです。セッションが1時間であれば、切り替えの時間も含めて1時間30分確保しましょう。【セッション前15分の過ごし方】例えば完全な仕事モードのままセッションを始めてしまうと、内面よりも自分の外側に意識が向きやすい傾向があります。その結果、セッションでの最初の自分の内面への深まりが浅くなってしまうので、気づきが少ないコーチングセッションになってしまいます。セッション前には時間を取り、落ち着いて自分の内面と向き合えるようにすると良いでしょう。1分くらい目を瞑って視界からの情報をシャットダウンして、ゆったりするなどもおすすめです。【セッション後15分の過ごし方】セッションの後にも15分ほど時間を確保しておくと、コーチングセッションを効果のあるものにしやすいでしょう。15分の中でセッションの振り返りをしたり、気づきを整理したりする時間を過ごせると効果的です。セッション後にすぐ予定を入れてしまうと、セッションの終盤で後ろの時間が気になってしまいます。すると自分自身に集中することができず内省が深まらないため、納得のいくアクションを設定しづらくなってしまうでしょう。時間がない中でとりあえずのアクションを決めてしまうと、変化が狭まってしまう恐れがあったり、納得感のないアクションの設定になってしまったりする可能性もあります。3.良好な通信環境と、周囲を遮断して集中できる静かな環境で受けるコーチングセッションでは、自分自身の内面にあるデリケートな部分に触れることがあります。そのためセッション時には、心から本心を話せて自己開示ができるような環境で受けることがおすすめです。・オンラインであれば通信環境を整えておく・できれば自室など、個室で受ける・PCやスマホの通知を切っておく通信環境が悪いとコーチとの対話が途切れてしまったり、話を聞くことに意識を取られてしまったりしてしまうため注意しましょう。コーチングセッション中は自分と対話する時間なので、周りに意識が向きすぎないよう配慮して個室で受けると良いでしょう。特に仕事に関することや人間関係などをテーマにする際は、周りを気にせずに話せる環境が望ましいです。また、業務の一環でコーチングセッションを受ける際であっても、会社の会議室で受けるのはあまりおすすめしません。仕事モードの自分になってしまいやすく、本音で話せない可能性もあるため、できるだけリラックスできる環境が望ましいです。もちろん可能な範囲で構いませんが、調整してみてください。一例として、散歩をしながらセッションを受けたり、自然環境の中でコーチングセッションを受けたりして、自分との対話が深まるケースもあります。4.結論ファーストで話す必要はないコーチングセッションでは思考のプロセスなども大事な要素になるため、結論から話し始める必要はありません。コーチングセッションはコーチに自分の想いを伝えるための場ではなく、自分と向き合うための時間です。「浮かんだ言葉をそのまま口に出していく」というスタンスで、自分の思考や感情を優先して話していきましょう。人にうまく解説しようとして出てくる言葉だと、自分と十分に向き合えてない可能性があります。また、コーチは聴くプロなので安心して話してください。対話の中からあなたにとって大切な思考や感情を汲み取ってもらえるでしょう。一般的に意味が分かりづらい言葉でも、セッションが進む中で気づきにつながる場合もあります。話をした時点では解像度が低い言葉でも、コーチングセッション内での対話のラリーから気づきが生まれ、そこからさらに気づきが深まるサイクルを信じてみてほしいです。一旦浮かんだ言葉を口にしてみて、より自分の思考や感情にフィットする言葉を探してみましょう。5.オートクライン効果を意識する【オートクライン効果とは】簡単に言えば、友達に悩みを話したらスッキリしたという感覚に近いかもしれません。コーチングセッションの中で起こりやすく、自分が話した言葉を自分の耳で聞くことにより自分の想いが整理され、気づきに繋がります。オートクライン効果を得やすくするためにも、自分が主体的にたくさん話すことが大切です。コーチからの問いを待つよりも、感じたことがあれば自分から話していくと気づきが多くなります。私のコーチ経験では、「今話してて思ったんですけど」という言葉は、気づきのある非常に良いサインです。「関係なさそうだけど思いついた」ということがあるときは、好奇心を持って是非話してみてください。言葉を自分の外に出してみて話していくと、深いところで自分の本心と繋がっている可能性があります。感情や感覚にアクセスできると、オートクライン効果を感じやすくなります。それにより無意識にある考えを意識下へ引き戻すことができて、自己認知がより高まるでしょう。コーチングセッションの場はコーチと一緒に作っていくことを大切にしながら、自分と対話する場でもあり、コーチと共創していく場でもあります。自分がどのようにコーチングを利用すると効果的かを、回を重ねるごとにデザインしていけると良いでしょう。ZaPASSでコーチングを受ける際の流れコーチングセッションを受けてみたいとお考えの方向けに、ZaPASSでコーチングを受ける際の流れをご紹介します。ZaPASSのHPから「コーチングを体験する」をクリックする事前アンケートに答えてLINEのおともだち登録無料面談にてコーチングの活用方法と相性の良いコーチを紹介してもらう体験セッションを受けてコーチを決定するコーチの選び方が分からない方は、運営との無料面談を利用して自分に最適なコーチを選んでもらいましょう。簡単な質問に答えるだけで、4,000名以上のマッチング支援実績を踏まえたコーチ選びをサポートしてもらえます。ZaPASSでコーチング希望される方はこちらまとめこの記事で紹介したコーチングを受ける準備は、大切なことですが必ずしもマストではありません。大事にしていただきたいのは、「コーチングセッションはコーチと共に創っていく」という点です。自分自身では潜れない深さの意識にある大切な想いや感情を扱うために、コーチに手伝ってもらうことが大切です。今回ご紹介したポイントをまず1つ試してみて、自分に合う最適なコーチングの準備を見つけていただけると幸いです。監修者/インタビュイープロフィール船倉 真道氏:ZaPASS JAPAN株式会社 パーソナルコーチング事業部/ZaPASS登録コーチ 2018年人材系メガベンチャーに入社。業界問わず中小企業の経営者や人事担当者に対して、採用や人事・組織周りを中心に支援。メンタル不調により、退職。体調はすぐれなかったものの「成長していきたい」という想いは持っていたため、未経験ながらエンジニアに転職し、新たなキャリアに挑戦。そこで仕事をしている自分に違和感を覚え、コーチングを学び始める。コーチングを学んだことにより、「自分で人生を決定することのパワフルさ」、「自分を受け入れることの大切さ」、「人の可能性が計り知れないものであること」を実感。それと同時に「自分の気持ちに正直に生きたい」という思いが高まり、フリーランスへ転向。コーチ活動をしながら、ZaPASS JAPAN株式会社 パーソナルコーチング事業部の一員として運営に携わる。■関連記事【コーチ監修】コーチングとは?意味やメリット、実践するためのポイントをわかりやすく解説コーチングのテーマはどう決める?テーマが重要な理由やテーマの具体例をご紹介コーチングを受けるか迷っている方へ!メリットやコーチングの流れ、準備について解説コーチングの費用相場はどれくらい?自分に合った費用の決め方や、費用を抑える方法についてご紹介コーチングとティーチング、カウンセリングやコンサルティングの違いを解説失敗しないコーチ選びの6つのポイントとは?コーチを探す方法も解説AIコーチングとは?AIを活用したコーチングの特徴やメリット、懸念点をご紹介コーチングの基本とは?コーチングの3原則とよくある誤解について解説コーチングでの目標設定はどうしたらいい?効果的な目標設定のポイントや失敗例を解説コーチングを受ける際の準備をプロフェッショナルコーチが徹底解説コーチングは継続するべき?継続するメリットや効果的な活用方法をご紹介メタ認知とは?重要性やトレーニング方法、メタ認知を促すコーチングのアプローチをご紹介【法人・個人】コーチングの導入事例をご紹介!成功させるためのポイントも解説自己理解とは?必要性やコーチング等で自己理解を深める方法をご紹介アンラーニングとは?メリットやコーチングを活用した効果的なやり方を解説リーダーシップコーチングとは?目的や実践方法をご紹介ビジネスコーチングとは?メリットや流れ、コンサルティングとの違いを解説【コーチ監修】振り返りが果たす役割とは?振り返りの方法やコーチングを活用して効果的に行うポイントご紹介【コーチ監修】思考の癖と認知の歪みとは?代表的なパターンやコーチング等を活用した対処法をご紹介自己認知とは?メリットやコーチング等で自己認識能力を高める方法をご紹介【コーチ監修】セルフマネジメントとは?身につける方法やできる人とできない人の違いをご紹介【コーチ監修】感情マネジメントとは?感情の特徴や、感情とうまく付き合うアプローチ・メリットをご紹介【コーチ監修】内省とは?反省との違いや効果的に行う方法を解説【調査記事】コーチングのイメージは怪しい?実際のイメージやその理由をご紹介 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