今回お話を伺ったのは、新たにZaPASS JAPAN株式会社のCBO(Chief Business Officer)に就任した佐々木翼さん。WebやAI、ブロックチェーンなど、最先端のビジネス領域で積み上げてきた確固たるキャリアを持つ佐々木さんでしたが、30代後半という節目を迎え、これまでの「積み上げ」ではない、新たな価値創造のあり方を模索していました。ZaPASSコーチングキャリアを通じ、自身を覆っていた「膜」を剥がし、本来大切にしたかった「人起点」の想いや感情を取り戻していった佐々木さん。いかにして自らの手で納得感のある人生の絶景を描き出し、キャリアの大きな転換点となるZaPASSへのジョインを決断したのか。その深い変革のプロセスを伺いました。本記事はプラン期間中に伴走した和田コーチが聞き手となり、佐々木さんにお話を聴く形で進行します。-----------------------▼変化の概要「積み上げ」の最適化によるキャリアの固定化という閉塞感を、ミッションの探求を通じて打破。自身を覆っていた膜を剥がし、本来のドロドロとした欲望や「人起点」の価値観をミッションと紐付けて言語化した。そのミッションを北極星に、自らの「行動ファースト」なスタンスを再起動し、納得感のある環境を自ら選択する自律的なキャリア形成へとシフトした。▼BeforeWeb、ブロックチェーン、AIなど最先端の領域を渡り歩く中で、キャリア軸は磨かれた一方、似たような選択肢しか見えなくなっている状態だった。論理的・効率的に積み上げることを優先するあまり、自身の根っこにある本当に大事にしたい価値観や人への想いを削ぎ落としてしまっており、自分の本当の欲求が見えなくなっていた。▼Afterキャリアコーチングによって、自分を覆っていた「膜」を剥がし、本来の欲望や人間味を再認識した。その上で、元来持っていた「まずは行動して後からそれを正解にしていく」というスタンスをキャリア転換のエンジンとして再起動。ZaPASSへの転職を決断し、個人のミッションと組織の理念が重なり合う場所で、自らの人生を主導する生き方を体現した。-----------------------※プロコーチとの無料体験セッションキャンペーン実施中36歳、これまでの「積み上げ」から「理想からの逆算」へ和田さん ― そもそもコーチングを受けようと思ったきっかけは何でしたか?去年の夏、36歳の時でした。単にキャリアを考え直すのではなく、棚卸しした上で、自分の生き方をちゃんと振り返ったほうがいいという課題感があったんです。普段から自分なりに内省はしていましたが、一人だとどうしても思考が偏ってしまい、いつも同じ地点に落ち着いて、同じ不安が残る。そんなモヤモヤが1、2年続いていました。20代は目の前のことに没頭し、積み上げることで進んできました。でも36歳になって、40代が見えてきた時、これまでのような積み上げではなく、「理想からの逆算」で自分の価値を出していきたい。一度立ち止まって、しっかり棚卸しをしたいと決めたのが、コーチングを受ける前の状態でした。和田さん ― コーチングという手法については、もともと知っていたんですか?知っていましたね。過去にZaPASSのコーチング研修を受けたこともありますし、マネージャーとしてメンバーにコーチングを使うこともありました。エグゼクティブの方にメンター兼コーチとして5年ほど関わってもらっていた経験もあります。ただ、今振り返ると、以前はマネジメントのスキルとして使っていたり、ビジネスのアドバイザリー的な側面が強かったりして、「自分自身の内側から湧き出るものを探しに行く」という深い使い方はできていませんでした。40代を見据え、「膜」を剥がして本当の自分を問い直す和田さん ― 事前面談やマッチングのプロセスは、どんな体験でしたか?事前面談が終わった時のことで、すごく覚えていることがあって。コーチングを受ける理由として「理想から逆算」みたいな表現を使ったと思うんですけど、「飛躍したい」という思いが強かったんですよ。目の前の行動に対して、納得感や覚悟を持ちながらパッと動ける、そういう人になりたいなと思っていました。だから、どちらかというとポジティブに前を向いて飛べるような感覚を引き出してくれるコーチがいいなと思っていて。それで和田コーチを紹介していただきました。そのまま進んでもうまくいく自信はあったし、今もあるんですけど、違う景色を見に行くタイミングなんだろうなという感覚が自分の中にあったんですよね。和田さん ― 「景色を変えたい」というその時の佐々木さんが何を願っていたのか、もう少し聞いてみたくなったんですけど、いかがですか?社会人歴15年目くらいで、キャリア軸みたいなものは明確に自分の中にあったんです。例えばこの業界とか、この職とか、日本から海外とか。そういったストーリーが自分の中で磨かれてはいくけど、逆にそれ以外はあまり見えなくなっていました。例えるなら、YouTubeで同じようなコンテンツばかり見ていると、似たようなものだけがおすすめされてくるイメージ。20代から積み上げてきたものって、よく考えると、「ここで頑張ろう」と自分で決めてきた部分があって、自分の根っこにある本当に大事にしたい価値観や、本当はここに触れておきたい、みたいなものを削ぎ落としてきている側面も確実にあると思うんです。今の年齢になって、そこを取り戻していく動きを自分はもうやれるな、という気持ちがありました。もう一つは、僕のキャリアはWebから始まり、ブロックチェーン関係の仕事にも興味を持って、去年まではAIのど真ん中の世界にいたんですよね。でもどこかその反動もあって。AIやブロックチェーンには今もワクワクしますし、良い距離感で積極的に取り入れていけばいいと思っています。でも結局大切なのは「人が何を大切にし、何に悩んでいるのか」という「人起点」のことなんだ、と改めて気づいたんです。自分の人間観や、誰かの人間味に深く関われるような仕事がしたい。ここ数年は、そういった自分のフォーカスポイントをどこに置くべきか、悩みながらも解像度を上げていこうとしていた時期でした。※プロコーチとの無料体験セッションキャンペーン実施中和田さん ― 実際にセッションが始まって、印象に残っていることはありますか? 個人としてのミッション・ビジョン・バリュー(MVV)を探求してきたプロセスについて教えてください。最初、自分なりにミッションを作った時は、会社っぽくて綺麗事で美しいものになっていました。誰が見てもいい内容ではありましたが、自分の中では「あまり刺さらない」「自分のわがままみたいなものが入り切っていない」という違和感があったんです。そんな時に和田コーチから、「あなたの『らしさ』はどこなのか?」「ドロドロした欲望はどこにあるのか?」という問いをいただきました。そこで、自分を縛っている欲望や、自分を覆っている「膜」のようなものに向き合うことになったんです。例えば「お金」というテーマで、「綺麗事を言えばお金じゃない」といった世間的な文脈がある中で、本音では「いや、お金は重要だろ」と思っている自分がいる。そうした「膜」を最初から取り払うのではなく、どう付き合い、どう処理するかを整理していきました。その処理の仕方が見えてくると、自分の中から本音の気持ちや欲がどんどん出やすくなってきたんです。そうして剥き出しになった欲を、より上位にある本当にやり遂げたいミッションと紐付けていくことで、ようやく納得感が生まれました。今、久しぶりにミッションを振り返ってみても、改めてこうして戻ってこられる場所を作っておいて、本当に良かったなと思います。「絶景」を自らの足で。本当の自分を取り戻す新しいキャリアの旅へ和田さん ― その後ZaPASSへ転職されましたが、その経緯はどんなものだったんですか?キャリアコーチングを受ける前は、今の環境で最大化するつもりで、転職はゼロではないものの優先度は低かったです。でもセッションが進んで自分のミッションが出来上がってくると、「このミッションをどう体現していくか」という問いが立ち、そこでとにかく色々な人と話したんです。その中でZaPASS代表の足立とも話して、彼の仕事や人生に対する想いを聞いた時、「自分自身の軸と、会社の理念が確実に混ざっている」という感覚になったんです。「誰と働くか、誰と生きるか」という視点で、自分の根っこの部分の豊かさを体現できる場所はここだと感じて、ZaPASSにジョインすることを決めました。和田さん ― ZaPASSにジョインして2ヶ月ほど経ちますが、今はどんな状態ですか?自分のミッション・ビジョン・バリューの体現度や、どんなことを感じているか、教えてください。最近はあまり自分のミッションやビジョンみたいなものに固執はしていません。個人のミッションと会社の理念がずれていないので、日々の活動に向き合っておけば、自ずと自分のミッションも引き上がってくる感覚があって。それぞれが紐づいている状況を作れているので、すごくいい状態です。あとは、自分の感情的なものが徐々に取り戻されている、根の部分を取り戻すということの実現に向けて、どんどん掘られている感覚もあります。今は、関わっているチームと一緒に「絶景を見に行く」ことがテーマです。誰かが撮った写真越しに見る景色、誰かに登らせてもらった景色ではなくて、自分の足で登り、自分の肌で感じる納得感のある景色を見たいと思っています。今思うと、キャリアコーチングで整理したものはすごく出発点だなと思います。それこそミッションを磨いていくにあたっては多分終わりはないんですけど、いいスタートを切れているなという感覚は、キャリアコーチングを受けてから持てているんです。和田さん ― 今の佐々木さんは、30代後半になり10年後を見据え、これまでの15年で培ってきた色々な力をもちろん総動員しながら、より絶景に近づいていくステップを改めて歩み直しているんですね。迷いのない「いい表情」へ。自分の人生を主導する生き方和田さん ― キャリアコーチングを受ける前と今で、どんな変化がありましたか?周りからは、表情から状態の良さが伝わるとよく言われるようになりました。迷いや引っ掛かりが少なくなったからだと思います。もう一つは、自分の子供っぽさや感情みたいなところを、久しぶりに取り戻している感覚があります。ロジカルな話題だと、いつもは勝手に批判思考が働いてしまうんですよね。そういう考え方ももちろん大事なんですけど、そうじゃなくても感覚的に捉えられる部分が増えていっているのは、すごく実感していますね。和田さん ― ウェルビーイングですね。目標達成によって瞬間的にドーパミンが出るというよりは、持続的な日々がすごく豊かというか。そうなんですよね。豊かという感覚は確かにキーワードとしてありますね。周りにいる人の関係性を含めて、日々豊かさを享受できているし、自分からも出ているんじゃないかなと思いたいし。和田さん ― 実際に周りからいい表情だと言われるのは、やっぱりエネルギーが外に出ているということじゃないですか?確かに、そうかもしれませんね。和田さん ― 改めて今日話してみて、感じたことはありますか?振り返ると改めて変化に気づけたので、いい機会をいただいたなと思います。キャリアコーチングを始めてまだ半年ですが、こんなにも短期間で変われるものなんだなと。自分に向き合ったり、整理することの重要性を改めて実感しています。しんどかったですけどね。和田さん ― 佐々木さんのコミットメントがすごかったですよね。セッションの時間もとても大事にしてくれていたし、その後のアクションも含めて、自分の人生に責任を持っていく、主導権を握っていくんだという気持ちの強さがあったからだと思います。確かに、とにかく行動に移しましたね。仕事も住む場所も変えて。和田さん ― 最後に、その「行動に移す秘訣」があれば教えてください。昔から大事にしているのは、100%で行かないことです。納得感なんて100%は作れない。だから60〜70%くらいで「こうだ」と思ったら決めてしまい、後からそれを正解にしていく方がいい。今回コーチングで扱ったミッションも、6回のセッションのうち4、5回目には「8割できている」という感覚があったので、そこからはすでに行動に移そうと動き出していました。あまり意識していなかったけど、そこは大きいかもしれないですね。※プロコーチとの無料体験セッションキャンペーン実施中