今回お話を伺ったのは、サービス利用当初人材系メガベンチャーでHRBP(事業部付人事)をされていた稲里拓都さん。稲里さんは、ZaPASSコーチングキャリアで過去の経験を棚卸しした後、市場価値が高まる目標ではなく、心と繋がるミッションを再設計しました。稲里さんが全6回を通じて体験したキャリアコーチングやジャーナリングについてお話を伺いました。-----------------------▼変化の概要市場価値を高める転職を繰り返し、その時々の目標は達成していた。しかし、「本当のwill」ではないと気がつき、ミッションを再設計した。▼Beforeポジション(役職・職種)やMVP等のタイトル獲得といった短期的な目標を立て、転職を繰り返していた。目標は達成するものの、市場価値を高める転職はキリがないと気づき、ミッションから逆算したいと考えるようになった。▼Afterコーチングとジャーナリングで人生の拠り所となるミッションを再設計できた。市場価値を高めるミッションではなく、心と繋がるミッションを作り、ミッションと合致した企業にも転職が決まった。-----------------------※今なら無料体験キャリアコーチング提供中今までの目標は市場価値を高めるため。本当のWillと繋がりたいーZaPASSコーチングキャリアのスタート前は、どんな状況でしたか?ちょうど転職活動を開始しようと思っていた時期でした。具体的な転職活動を始める前に、自己理解を深めようと思ったんです。自己理解を深めた上で、具体的な業界、会社、ポジションを考えようと思いました。前職のように熱中して仕事に取り組むために、人生の理念やミッションを作りたい。資格取得やタイトル獲得といった短期的な目標ではないものを求めていました。 ※稲里さんと担当の中居コーチのセッションの様子今までの自分を振り返ってみると、短期目線の転職だったんですよね。1社目は新卒で人事部でした。1社目から2社目の転職は、事業のことを知らないまま人事のキャリアを描いていくのは嫌だなと思い、事業サイドへ。営業職で全社MVPを獲得し、当時、最年少の拠点責任者として抜擢されました。1社目の人事経験と2社目の拠点責任者経験を活かし、3社目の転職は、HRビジネスパートナー(以下、HRBP)になるのが目標。転職のたびに目標は達成してきたのですが、これではキリがないと思うようになりました。無意識の内に、市場価値を高めることが目的になってしまっており、自分の想いやwillじゃなくて、一般論に流されているだけなんじゃないか、と気がついたんです。「本当にこれでいいんだっけ?」という思いが募るようになり、「短期視点の目標ではなく、人生において成し遂げたいミッションからの逆算で転職先を選びたい」と考えるようになりました。ーどんなことがきっかけで、そのように思われたのでしょう?3社目のメガベンチャーでは、人や機会にも恵まれ、人事として様々な挑戦をさせていただけました。CxO採用や、全社の人事制度改変プロジェクト、目標としていたHRBPの役割も担わせていただきました。ただ、自分でもわがままとは思いますが、「本当に自分がやりたいことじゃないかも」と感じてしまっている自分に気付きました。元々「HRを軸に事業を加速させる」といったミッションを立てていました。でも、HRBPとしての業務を行っていく中で、このミッションは多分、本当のwillじゃないと思ったんです。これからの時代は、HRBPや戦略人事ができると市場価値が高まる。だから、ミッションにしようとしてしまっている自分に気付きました。ミッションと「自分が成し遂げたいこと」が繋がっていってる感じがしなかった。でも、「成し遂げたいことって何なんだろう」と思ったとき、「言語化できていないな」と思ったんです。大きな違和感がありました。※今なら無料体験キャリアコーチング提供中ZaPASSコーチングキャリアに決めたのは、“ロールモデル”がいたからーなぜZaPASSキャリアコーチングに申し込まれたのですか?ZaPASSに決めたのは「中居コーチがいらっしゃったから」という理由が大きいですね。コーチを選ぶ際、僕のキャリアについて俯瞰して全体が見えていて「どこに補助線を引けばいいのか」が分かるコーチがいいな、と思ったんです。自分が「こうなりたい」と思っている姿を体現しているコーチであれば、自分の中で足りていない何かを埋められる。目指す領域のビジネス経験が豊富でロールモデルのような方なら、問いを通じて適切な場所に補助線を引くことができるんじゃないかと。担当いただいた中居コーチは、教育系企業で対人支援事業を中心とした新規事業に従事された後、人材開発の領域で独立されています。中居コーチのセッションを受ければ「自分にとって大きなヒントが得られるんじゃないか」と感じました。じっくりと自分に向き合う時間を経て、リセットしたミッションーセッションはどのように進みましたか?1,2回目のセッションでは、自分のなかにある、思考のクセに気がつきました。一度「こうなんじゃないか」と考えたら、思考を止めてしまうクセがあったんです。上記の通り、3社目に転職するタイミングで「HRBPとして事業を加速させる」というミッションを立てていました。ミッションを立てた後、「どうすれば実現できるか」は考えてはいたのですが、「事業を加速させた結果、何を得たいのか」「そもそもなんで事業を加速させたいのか」を言語化できていなかった。よく考えたら、「事業を加速させる」のはミッションというより、ミッションを達成するための手段ですよね。今思えば、考えを深堀りできていなかった。セッション以外の時間に、ZaPASSから提供されたセルフワークにも取り組んでいました。今までの人生の中で「嬉しかったこと」「嫌だったこと」の振り返りをコツコツ続けていて。感情の揺れに着目して振り返りをしていく中で、「自分が本当に実現させたいこと」が少しずつ見えてきました。たとえば、2社目では拠点責任者として、採用・育成・評価といったHRの側面から業績を伸ばしました。そのことが「HRBPとして事業を加速させる」という目標に繋がっていました。ただ、改めてライフチャートを用いて当時の感情を書き起こすと、自分の感情が大きく触れていたのは、「業績目標を達成したこと自体」というよりも、「最後まで自分を信じ切ってくれた上司に成果という形で恩返しできた瞬間」や「業績改善のために厳しいFBをしていた自分にも最後まで付いてきてくれたメンバーが、泣きながら成長できたことの感謝を伝えてくれた瞬間」でした。この自分の感情が大きくプラスに振れていた瞬間の感情が「HRBPとして事業を加速させること」とは上手く繋がっていなかったんですよね。セッションでもコーチから「本当に嬉しいこと、やりがいに感じる瞬間は何か」を問われ、一度答えを出したつもりになっていた思考を、改めて深めていきました。1〜2回目のセッションで“心の根っこ”の部分を言語化できたのは大きかったですね。ーその後のセッションはいかがでしたか?3回目までのセッションで「自分が大事にしたいことはこの辺だな」と見えてきました。でも、「ミッションとして何かを成し遂げるなら、自分の強みを生かさないといけない」と思っていたんですよね。3〜4回目のセッションでは、セルフワークと並行しつつ、今までの経験から“強み”や“得意”“価値観”を再確認していきました。ぼんやりとは見えてきた段階でしたね。5回目のセッションまでには、ミッションを作る素材は集まっていました。「価値観を踏まえた上で、強みや資質をどう活かすのか」を1ヶ月ぐらいかけて整理していきました。そして、6回目のセッションまでに言葉選び含め、自分の納得感のあるミッションを完成させました。自分がしっくりくる言葉に落とし込むことに時間はかかりましたが、自分の中にはずっと“素材”が存在していたように感じています。僕の場合、最初から綺麗な言葉でミッションを作ろうとすると、うまくいかなかった気がしています。一般論的になってしまったり、ありものの言葉に当て込んでるだけになってしまったりしたのじゃないかと。焦らずに「そもそも自分は何を大切にしているのか」「何が強みなのか」をセッションやセルフワークを通じてじっくり洗い出す。その時間があったからこそ、心の根っこと繋がったミッションになったと感じています。そうじゃなければ、違和感を感じていたかもしれません。※今なら無料体験キャリアコーチング提供中ミッションは人生の拠り所。“在りたい姿を実現できるか”の判断軸になったーコーチングを受ける前と受けた後では、どのような変化があったのでしょう?“人生の拠り所”となるミッションが作れたのは、大きな変化ですね。また、自分のミッションにも合致した会社に転職することも決まりました。他にも、ミッションに関連したモノやコトに対して、アンテナが立ちやすくなりました。以前はそんなことは無かったのですが、ミッション実現に関係する情報に対して敏感になりました。ミッションがあると、組織で働いていても、納得できないまま行動に移すことが少なくなりそうだと思っています。心と繋がったミッションがある場合、「ミッションを実現するために、どう在ればいいのか」という軸で判断ができるので、納得感の少ない行動は減っていくと思います。ジャーナリングで感情を言語化したら、ミッションの材料が集まったージャーナリングのサービスもご活用されていましたね。毎日継続できた理由を教えてください。「納得感のあるミッションをつくりたい」という思いが強かったからだと思います。ミッションがないことによるフラストレーションも大きくて、自然と継続できていたんです。ージャーナリングを継続してみて、感じたことはありますか?本気で自分に向き合うなら、絶対に取り組んだ方がいいと思いますね。僕の場合、ミッションを作るとき、ジャーナリングの中で出てきた言葉が材料になったんです。当時は、かなりの言葉を紙に書き出していました。コーチに提出していない言葉もあるほどです。僕は昔から心や感情に向き合うために日記を書いてたんですよね。「紙に書く」という行為も重要かなと思っていて。紙に書くとタイピングするよりも時間がかかってしまいますが、その時間が思考を深めることに繋がっている気がします。早く書こうとしても書けないので、思考が回る。書いている間に考えたりするんです。だから、やっていて面白い。コーチングが終了した今も、ジャーナリングを継続しています。取り組み方としては、ZaPASSから送られてくるLINEの問いを使ってもいいですし、シンプルに思ったこと・感じたことをひたすら書くのでもいいと思います。いずれにせよ、自分のなかにあるものを文字に起こしていくことが大切だと感じています。“順調に成果を出してきた人”にこそ、おすすめーZaPASSコーチングキャリアをどんな人におすすめしますか?短期の目標を決めて成果を出してきた人、評価されてきた人におすすめしたいです。成果を出してきた人、評価をされてきた人であれば、本気で仕事に取り組んだことがあるはず。本気で取り組んだことがある人なら、自分と向き合う機会さえあれば、心から望むことも、得意なことも見えてくると思うんです。成果を出してマネージャーになり、その次は事業責任者を目指す。そんな風に調子よく進んでいる時こそ、今までの自分を棚卸して、大切にしたいことや強みを言語化する。そうすると、現在の延長線上ではない未来が開けるのではないかと思います。飛躍的に成長するチャンスになると思うので、おすすめしたいです。[文]平谷愛 [編集]大久保亮佑※今なら無料体験キャリアコーチング提供中■関連記事転職相談にキャリアコーチングがおすすめな理由とは?キャリアコーチングの選び方、活用方法をご紹介キャリアコーチングは自己分析に最適!その理由と効果を高めるポイントをご紹介30代のキャリア相談は誰にしたらいい?キャリアコーチングがおすすめの理由をご紹介20代のキャリア相談は誰にしたらいい?キャリアコーチングがおすすめの理由をご紹介キャリアコーチングを学ぶためにおすすめの本をご紹介!メリットや本以外の学習方法も解説キャリアアップとは?転職でキャリアアップさせるための秘訣や注意点をご紹介キャリアプランとは?具体的な作成方法や思いつかない場合の対策をご紹介自分軸とは?自分軸を大切に生きることのメリットや作り方を解説30代が仕事で何がしたいか分からない時はどうしたらいい?解決策をご紹介【コーチ監修】女性のキャリアプランはどう立てる?実現する方法やポイントを解説「3年後・5年後・10年後の自分」とは?キャリアプランの考え方や回答例を紹介【コーチ監修】自己理解とは?必要性やコーチング等で自己理解を深める方法をご紹介【コーチ監修】ロールモデルとは?女性のロールモデルの例や見つけ方をご紹介人生の輪(バランスホイール)とは?書き方やコーチングにおける活用法をご紹介自己理解に役立つライフラインチャートとは?作り方やコーチングにおける活用法をご紹介キャリアコーチングとキャリアコンサルティングの違いは?メリットや向いている人を解説