「世界一人間らしさに向き合う会社になりたい」ZaPASSオフサイトミーティングレポート

「世界一人間らしさに向き合う会社になりたい」ZaPASSオフサイトミーティングレポート

ZaPASSインターンの飯田と大門です。

ZaPASSらしさをテーマに、ZaPASSの社内外での取り組みを発信していく企画「ZaPASS Blog」が始まりました。

今回お届けするのは、ZaPASS運営メンバーで行ったオフサイトミーティング。取り組みの背景から、当日生まれた対話、それをふまえた変化などをイベントレポート形式でまとめました。

オフサイトミーティングとは?

オフサイトミーティングとは、緊急ではないけれど重要な議題を扱う対話の時間。

事業の報告や、課題・施策の議論がメインとなる定例会議に対して、四半期に一度のオフサイトミーティングは、メンバーの関係性構築、会社の方向性や価値観など、長期的な価値につながる本質的な問いから始まります。

4月末に行われたオフサイトミーティングのテーマは、「ZaPASSがこの世に生まれてきた意味とは」。オンラインで開催された今回は、「ZaPASSらしさとは何か」がテーマに。

ZaPASS経営顧問 兼 社内コーチの小寺毅さんにファシリテーションをしていただきながら、ZaPASS運営メンバー10人、それぞれが思う「ZaPASSらしさ」について考えを深めていきました。

小寺毅さんZaPASS 経営顧問 兼 社内コーチ
株式会社はぐくむにて、脱・ヒエラルキー、脱・指示命令コントロール型の組織を目指す方々を対象にした経営コンサルティング事業を展開。支援実績としては、Uber、DeNA、ガイアックスなど。
コーチとしては2005年から活動。現在は企業の社長や幹部を対象に1on1コーチングを実施している。コーチング研修の講師も務めている。
書籍『奇跡の経営』で知られ、『ティール』でも触れられているブラジルのセムコ社が、自社の経営スタイルを広めるために運営している「セムコスタイル・インスティチュート」。その組織の中で、日本には数人しかいない公式コンサルタントも務めている。

「ZaPASSは何者なのか、ZaPASSらしさとは何か」

オフサイトミーティングは、チェックインから始まります。

チェックインとは、参加するメンバーが今の状態や感情を共有するミーティングのためのウォーミングアップ。それぞれの感情をシェアしたり、テーマを設定して思い浮かんだものを話しながら、ミーティングに向かう姿勢を整えていきます。

小寺毅(以下、小寺)さん:今日のチェックインのテーマは「未来から振り返ったとき、今日のオフサイトはどんな意味があったのか」。未来の時間軸は定めません。今年の年末でも、100年後でも構いません。ただ、今から皆さんが行くブレイクアウトルームはもう未来の世界です。「あのとき、こんなことがあったよね」「あのとき話したことが、今にこうつながっているね」と、過去を振り返るスタンスで”今日”について話してきてください。

今まで考えたこともないテーマ、ブレイクアウトルームは未来の世界という設定に驚きながらも、ZaPASSメンバー2人ずつでチェックインを行いました。

小寺さん:今日のキーワードは「意味」です。ZaPASSは何者なのか、ZaPASSらしさとは何か。

少人数のチェックインのあとは、全体でのシェアタイム。グループで話した内容を共有していきます。

飯田:あの時はまだコーチング事業だけだったし、拠点も日本とオランダだけでしたよね。ZaPASSの方向性が決まって、より動き出した気がします。

大門:あの日がZaPASSにとってのターニングポイント、分岐点になりましたね。

このミーティングをきっかけに未来へ力強く動き出すような、そんな想像がふくらみました。

機械的に働くなかで失われていく人間性。人間らしさを回復したい

小寺さん:法人という漢字の通り、会社も人格を持っています。ZaPASSもひとつの人格、徳性を備えている。ZaPASSはなぜ生まれ、どんな使命を持っているのか。この使命に気づくことが大切です。過去、現在、未来というそれぞれの時間軸において、ZaPASSは何を担っているのでしょうか。

足立愛樹(以下、足立)さん:「何かを得るために何かを犠牲にする」といった二者択一ではなく、常に新しい可能性を模索する。X軸とY軸だけの平面的な日常に、自分自身の軸という“Z軸”の探究を加えることで、世界が広がっていく。今までのZaPASSは、僕たちの周りの人たちとこの世界観を共有することでここまできた。この共感を世界中に、そして次世代へとつなげていきたい。

管大輔(以下、管)さん:ZaPASSで、人間性を取り戻すことのサポートをしたい。僕自身、コーチングを受けてみて感情を味わう大切さを知った。仕事をスムーズにこなすには、ポジティブでいるのが楽かもしれない。でも、自分の人生をしっかり生きるためには感情の変化を味わうことが大切。感情を味わうことは時に疲れるけれど、その分「今日もやりきったな」と達成感を味わえる。人間らしさを失っている人たちの人間性を取り戻したい。

「人間性」というキーワードから、機械的な組織の性質とその課題、またZaPASSメンバーが経験した葛藤が共有される場に。

人間らしさを感じ、分かち合いたい自分と、それをよしとしない環境とのギャップ。感情をあえて味わわないことで「逃げていたのかもしれない」と振り返るメンバーも。小寺さんの質問に導かれ、自分の経験や感情、人間性に向き合う時間となりました。

小寺さん:人間と機械の決定的な違いは痛みへの対応にあると思っています。人間が感じる痛みに、機械は何も反応しない。だからこそ、機械的な現代の会社で働く人は自分の感情に鈍感になりやすいのではないでしょうか。

世界一人間らしさを大切にするという覚悟

最後に、対話のテーマとしてあげられたのは、「今感じていること」「それを踏まえたZaPASSの存在意義」。

石井さん:ZaPASSらしさを大事にする上で、あえてやらない選択をする施策も出てくるはず。実行した施策だけではなく、やらなかった施策に表れるZaPASSらしさも味わいたい

大久保さん:感情が鈍感になると、事業の倫理観がなくなりやすいのかも。自分たちが感情を大切にすることを忘れないように。

外賀さん人間らしさ・感情を常にシェアすることを大切にし続けたい。うまくいかない時も人間らしさ・感情を味わうことを忘れないようにしたい。

メンバー各々の今日の気づきや学びがシェアされました。

木村さん:日常忙しくしていると気付かないうちに日々の思考が機械的になっていってしまうけど、小寺さんのオフサイトでは心のサウナのような感じで、毎回人間らしさや本来自分がどうあるべきかを思い出させてくれる。毎回楽しいし充実感がみなぎる。

足立さん:世界一人間らしさに向き合う会社になりたい。そう言い切れる自信を持てるように、より人間らしさを意識して事業に取り組んでいきたい。

管さん:これからの時代における再現性とは、再現性を考えないことによって生まれるのかもしれない。機械のように結果をコントロールしようとするのではなく、変化すら味わい楽しむ。そして気づいたら、価値が次々に再現されている。そんな連鎖を生んでいきたい。

小寺さん:法人として感性を大切にしていくと同時に、自分たちの感性も大切にしていきましょうね。

ひとりひとりが感じていることをシェアする時間をもって、6月のオフサイトミーティングは終了となりました。

ZaPASSらしさの実践。共感で広がる世界観を目指して

オフサイトミーティングで扱ったZaPASSらしさ。日々の業務の中でもそれぞれが自然と意識しているようで、よりチーム全体の一体感が生まれました。

定例会議やチャットのやりとりの中で、最近の出来事や感情のシェアの時間を多めにとるなど、人間らしさを大切にする働きかたを心がけています。

ZaPASSコミュニティ内でも、ZaPASSらしさを意識した取り組みも始めました。

たとえば、ZaPASSの登録コーチとともに行なっている月例のコーチ経営報告会。先月は、ディスカッションテーマとして「ZaPASSらしさをより広めるには?」を取り上げました。ZaPASSの世界観に共感してくださっているコーチのみなさまのZaPASSらしいアイデアを、少しずつ実行しています。

ZaPASS Blogも、ZaPASSらしさでつながるための取り組みのひとつです。このレポートがまさに誰かの、どこかの企業の人間性の回復のきっかけになれば、と考えています。

法人ZaPASSの感性と人格が広がっていくとともに、関わってくださるみなさまが人間性を取り戻し、人間らしく生きていく。そんな未来がより鮮明に、より楽しみになったオフサイトミーティングでした。


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