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#私のコーチ
“弱みや不完全さと共に生きていく”—たった3ヶ月で「人生の捉え方」を変えてくれたコーチ #山崎洋志 #重次泰子
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価値観が多様化し、正解の見えない時代だからこそ、自分の本心と向き合い、理想をデザインする力が今求められています。そんな中、コーチと共に理想を育み実現していくコーチングサービスZaPASSでは「#私のコーチ」という企画をお送りしています。
第11弾は、音大生に特化した就活支援サービス「ミュジキャリ」の運営を行う、RENEW(株)代表取締役の白鳥さゆりさん。ZaPASSのコーチ・垂水さんとの出会いを通して、以前は肯定できなかった“とある特性”と向き合うように。その後、採用やコミュニケーション、ビジョン・ミッション策定や採用まで、会社経営に変化が生まれていきます。
白鳥さんにブレイクスルーを生んだ、“変化のプロセス”に迫ります。
私がコーチングを受け始めたのは2020年1月、創業後3期目を目前に控えた頃でした。当時は、個人事業主に毛が生えた程度で、PRやユーザーの面談など多くの仕事を一人で行っていました。そんな中、今年の3月にサービスの正式ローンチを迎え、忙しさのレベルに拍車がかかってしまったんです。
頭では、人に業務をお願いして、自分は得意な領域に注力したほうが良いと分かっているのに、一人で全てをこなそうとして忙しく過ぎる日々。進めながらも“何かうまくいっていない感覚”がずっとあって、当時はその「何か」を言語化できず、色んな人に相談をしていました。どうすればこの状況を脱却できるのか、もがいている中で始めたのが、ZaPASSのコーチングだったんです。
担当は、ビジネス経験が豊富な垂水コーチでした。最初にお会いした時から、“事業を理解してくれるだろうこの人になら、色々話せる”と感じたことを覚えています。印象的だったのは、4回目のコーチングです。人に仕事をお願いする際に、過度な遠慮や心配が生まれてしまうことを相談していました。
垂水さんから「それはどうしてですか?」と質問をされ、深掘りをしていくうちに、幼い頃の経験から“ありのままの自分で人にぶつかることができないこと”に気づいたんです。それは衝撃の気づきでした。
私は物心ついた時から、「こうしたい!」という目標が浮かんだら猪突猛進する特性があって。それ自体は悪いことではないですが、目標達成に真っ直ぐになると、集団生活で上手くいかないことを何度か経験していました。
無意識のうちに“強い達成意欲は良くないものなんだ、この性質を隠さないと人とうまくいかないんだ”って思い込んで、いつしか70%くらいまで自分を抑えるようになっていたんです。
垂水さんは、こうした私の吐露を聞いて、驚くことも評価することもなく、「そうなんですね」とただただ受け止めてくれました。そして「白鳥さんは、自分ではなく、社会や課題解決の為に向かっているので、100%を出して生きてもいいんじゃないですか」と言ってくださって…。
確かに、子供の頃は幼く、自分の為に真っ直ぐで、大人から見ると自己中に見えたかもしれません。でも、社会の課題意識をもって起業したいま、自分の特性が人の為になるかもしれない…そう気づいた時、一瞬にして衝撃が走りましたね。人の為になるなら、100%の自分を解放した方がいい!と、吹っ切れた気持ちが芽生えてきたんです。
この特性が人の為になる、と思えるようになって以降、仲間とのコミュニケーションに変化が生まれていきました。これまでは一人で全ての仕事を担っていましたが、得意ではない領域は信頼して任せるように。結果、嬉しいことに、沢山の人がRENEWに関わってくれるようになりました。
採用面に関しては「この人と一緒に働いて、会社を成長させたい!」と思う人に、自分からどんどんアプローチするようになりましたね。他にも、「もっと世の中に伝えていきたい」という心境の変化が生まれ、SNSの発信が増えました。
社外の人とのコミュニケーションが増えたのも、大きな変化です。100%の自分を表現すると、以前より話が盛り上がることが多くて。自分のやっていること、やりたいことを話すのは楽しいし、良いことが沢山あるなあと実感しています。
垂水さんとのコーチングで、“自分の特性を生かして会社経営をしたい”と思えて、会社のビジョンとミッションも湧き上がるように出来上がりました。その使命が心底腹落ちしていて、100%の自分で挑んでいけることが、今はすごく心地がいいですね。
もちろん、過去の習慣で対人関係への怖さや遠慮から、自分を抑えようとしてしまうことはありますよ。ただ、“この特性は人の為に活かせるのだから、抑えることは意味がない”と頭で理解し、その度に行動を変えています。幼少期からの「悩み」を「強み」に変えてくれた垂水さんに、本当に感謝しています。
垂水さんは、私の本質的な可能性を活かそうと関わってくれます。幼少期から隠してきたこの特性を、すぐに分かってもらえたことも、活かし方を論理的に教えてくれたのも、垂水さんが人生で初めてでした。
悩んでいればバシッと伝えてくれるし、「白鳥さん、もっといけますよ」と励ましてくれる垂水さん。だからどんな悩みが生まれても、月に1回垂水さんと話せば解決するから大丈夫、と思えるくらい、いつも支えられています。
そうした凄いコーチである一方で、垂水さんは人として凄くチャーミングなお方なんです。仕事以外に子育ての話もするし、子煩悩な一面もあったりして(笑)。コーチという以前に、ひとりの「人」として関わってくださるので、私も安心して自分を出すことができています。
これから私は会社のビジョン、ミッションを通して、どんどんチャレンジしていきたいと思っています。だって、目標達成に一直線すぎる特性は、人の為になれると信じられたから。垂水さん、ずっと私のコーチでいてくださいね。これからも伴走よろしくお願いします!
※垂水コーチのインタビューはこちら
https://zapass.co/magazine/interview/takayuki-tarumizu-2/
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https://twitter.com/taru_takayuki
[取材構成編集・文] 水玉綾、林将寛 [撮影] 戸谷信博