「Mission」と「Being」の調和を求めて——点と点を繋げてくれるコーチ #石島知 #松浦瞳

「Mission」と「Being」の調和を求めて——点と点を繋げてくれるコーチ #石島知 #松浦瞳

価値観が多様化し、正解の見えない時代だからこそ、自分の本心と向き合い、理想をデザインする力が今求められています。そんな中、コーチと共に理想を育み実現していくコーチングサービスZaPASSでは「#私のコーチ」という企画をお送りしています。

第14弾は、医薬品開発のバリューチェーンを総合的に支援するシミックグループにおいて、昨年ソニー株式会社からカーブアウトした電子お薬手帳を基盤としたPHR(パーソナル・ヘルス・レコード)サービスharmoの、事業責任者兼シミックグループ執行役員を務める石島知さん。

ZaPASSのコーチ・松浦さんと出会い、目の前の目標達成だけでなく、本来ありたい姿の自分(Being)を意識する回数が大幅に増えたと言います。石島さんの変化を後押ししたコーチの関わりとは?

“顔を見せないコーチング”の意外な効果

僕は、2016年から大学時代からの仲間たちと年に1度の振り返りの会を行ってきました。ここでは、1年間を4半期に区切り、実践したことや影響をうけた人について共有をし、互いに質問をし合います。質問を通してできたこと、できなかったことを鮮明に思いすことで、点と点がストーリーになる。繋がりのないと思っていたものに繋がりが見えると、前向きに感じられるんです。

もともと価値を感じていた振り返りを、年に1度ではなく、もう少し頻度を増やしたいと思っていたところ、「振り返りの会」の仲間5人のうち2名が、ZaPASSさんでコーチングを受けていると知りました。彼らに紹介いただいて、僕の担当になってくれたのがZaPASSの松浦コーチだったんです。

初めてのコーチングの日、松浦さんは、顔を見せずに声だけで対話を進めていくので、とても驚きました。僕らクライアントが話しやすいように、あえて画面を隠しているんです。確かに、表情をみて「話がつまらないかな」と気になってしまったり、過度に共感されると話しづらいことはありますよね。その点、表情を気にしなくて良いので、初回から取りとめのない話をひたすら喋ることができました。

仕事では「結論を先に言う」みたいな意識がありますが、そういったことはコーチングでは一切考えないでいいんです。会話をロジカルに成り立たせようと意識することなく、その時に思いついたことや話したいことを、つらつらととりとめなく話していく。

松浦さんは、そんな僕の話を綺麗に整理して「石島さんの話で前々回に話されていた●●と繋がりますよね」と返してくれる。これはすごいなあ、気持ちいいなぁと感じましたね。こちらが整理できていない点の出来事を、線にしてくれてストーリーにしてくれる。これによって、過去の体験が自分の記憶の中に残るんですよ。

ミッションとBeingが調和するように、構造を変える

特に、印象に残っているのは、3回目のコーチングです。仕事と大学院の両立によって、余白の時間を物理的に作ることができない現状を相談していました。松浦さんからは「辞めることを2つ考えてみてください」という提案をいただいたんです。

僕はまず、何に時間を使っているかを書き出してみました。しかし、細分化しても辞めたいと思うものが1つも見つからない。幸いにも良いサイクルが回っていたんです。頑張るほどに結果が出て、結果が出たらまた楽しくて、頑張る。僕は放っておいても仕事の目標を追求してしまう性分で、構造を変えなければ余白ができることはない、と気がつきました。

構造を変えるために、衣食住から見直すことを始めました。特に、最近は住む場所に注目しています。友人たちが地方に移住しているのですが、自然に触れて過ごし、明るくなったら起きて、暗くなったら眠るような生活をしていて。

そんな姿を思い出したとき、僕もゆったりとした空気感の中で、心がちょっと落ち着けるといった場をもちたいな、と思って。求めているような余白の時間は、住む場所という構造を変えると良いかもしれない——コーチングを経てその思いがより明確になり、今は実行に向けて妻と検討を進めています。

海のように綺麗に整理し、浄化して返すコーチ

僕は普段から、外側のベクトル——社会的に意義のあるミッションを追求すること——は、自然にできる方でした。一方で、“内側に向けたベクトル”——意義があるか否かに関わらず、好奇心に赴くままに良いと思える自分自身のBeing(在り方)を大切にすること——は、意識しないと難しい。だからこそ松浦さんに、Beingを習慣化にするお手伝いをして頂いている感覚なんです。

コーチングを始める前に比べて、自分自身のあり方を意識できている実感は増えた気がします。未だに、「出来ていない…」と思うことはあるけど、何度も意識することで、軌道修正ができる。メタ認知が強くなり、自分自身をデザインする意志が強くなったように思います。

松浦さんは、話しやすい空気づくりが本当に上手なんですよ。囁き声というか、子守唄というか、棘のないリラックスできる声で対話をしてくれる。だから「強がっても意味ないしな」「自分自身に嘘ついてもしょうがないしな」と思えて、不思議と色んなことを話せます。

頭の中にある、人間としての醜い部分まで正直に話しているのですが、全部浄化して綺麗に整理してくれるんです。松浦さんは、まるで海みたいな人ですよ。人間の醜さ、あざとさ含めて話を聴くことは本当に大変だろうし、深い仕事かつ人の人生を揺り動かす意義深いことだと思います。松浦さんいつも本当に、ありがとうございます!これからも伴走をお願いします。行動を通じて恩返しできるような人間になりたいと思います。

※松浦コーチのインタビュー記事はこちら
https://zapass.co/magazine/interview/hitomi-matsuura/

[取材構成編集・文] 水玉綾、林将寛  [撮影] 戸谷信博

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